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東北楽天ゴールデンイーグルス 由規選手の挑戦

こんにちは。

報道で由規選手の記事を見ました。2019年から楽天で育成契約として再スタートする姿が報じられていました。

由規投手は、高校時代に甲子園で150キロ/時を超える速球で有名になり、高校卒業後ヤクルトスワローズに入団。翌年の2008年から一軍のマウンドで活躍し、2010年にはキャリアハイとなる12勝をマークしています。しかし、2011年終盤から肩の怪我などで戦線を離脱しています。その後、右肩の手術を行ってからはすぐには一軍に復帰できず、2015年のオフには育成契約となりました。

2016年には再び支配下登録を勝ち取り、約5年ぶりとなる一軍復帰を果たします。この年は2勝、2017年は3勝、2018年は1勝を挙げましたが、2018年シーズン途中で右肩の状態に問題が生じてしましたました。シーズン終了後には戦力外通告を受け、今年から楽天の育成選手として契約しています。

 

 

報道ではブルペンの傾斜を使って100球ほどのネットスロー(捕手ではなくネットに向かって投げ込む投球)を行い、順調に回復していると報じられています。

肩の怪我の状態などは正直、本人や周囲の人しか分かりませんし、今後どのようになるか、ということについては本人ですら分からないのではないかと思います。怪我は一旦は回復したとしても、またいつそれが悪くなるかわからないものだと思います。

由規選手にとってプロ野球に入ってから活躍している時間より怪我に苦しむ時間の方が長かったのではないかと思います。由規選手がそれでも野球を続けたいという気持ちを持ち続けていることに対して、正直頭が下がります。そして、その気持ちや執念が一軍での活躍に繋がることを期待したいと思います。

チャンスを与えてくれた楽天イーグルスに、そして地元仙台、東北のファンの前で由規選手が恩返しができることを願っています。まずは支配下登録を勝ち取るべく、由規選手の戦いに注目していきたいです。