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2019年 プロ野球 第1節

こんにちは。

 

2019年のプロ野球が3月29日(金)に開幕しました。金曜日から日曜日までに各チーム3試合が行われています。

 

この第1節(3月29日ー4月1日)を振り返っていきたいと思います。

 

セ・リーグ

DeNA vs 中日 (横浜)

第1戦 D-1中
第2戦 D1-
第3戦 D-2中

DeNAの2勝1敗となりました。DeNAは今永投手、山﨑投手が良いスタートを切りました。打線でも中軸はまだ爆発とまではいきませんが、オープン戦から好調の楠本選手や代打で存在感を示している佐野選手の活躍が目立ちます。捕手は戸柱選手、伊藤選手の2選手が起用されています。投手との相性などもあるでしょう。

中日は先発した笠原投手、山井投手、柳投手はぞれぞれ先発投手として試合を作るピッチングは出来ており、今後も期待が出来る内容でした。中日としても明るい材料ではないでしょうか。投手陣ではリリーフ陣の谷元選手、田島選手が少し心配な状態です。今年も後ろが抑えられるかどうかがカギになりそうです。打線は、ホームランはビシエド選手の1本でしたが、ヒットは主力選手に出ていますので、この節は負け越しましたが、この先期待は出来そうです。

 

阪神 vs ヤクルト (京セラD大阪)

第1戦 阪-1ヤ
第2戦 阪-0ヤ
第3戦 阪1-

阪神の2勝1敗となりました。いずれも1点差の接戦でした。期待の新人1番、2番コンビでしたが、初戦で近本選手が存在感を示すものの、機能するというところまではいきませんでした。もう少し継続して起用する必要があるでしょうか。どれくらいまで起用し続けるか、どこかで一気に波に乗れるのか今後も注目です。メッセンジャー選手、岩貞選手、西選手と先発陣も十分に試合を作りましたし、中継ぎ、抑えも乱れることなく順調な開幕を迎えたと言えそうです。これからガルシア選手の先発も控えていますので、今後が楽しみです。

ヤクルトも2敗してしまいましたが、投手陣はしっかりと抑えています。小川選手、石川選手、高梨選手といずれの投手も活躍しました。日本ハムから移籍した高梨選手に初登板初勝利がついたのも良かったですね。リリーフ陣も近藤選手や石山選手も順調に登板しています。打撃陣はサード村上選手、ショート廣岡選手の2選手に注目していましたが、まだ活躍までには至っておりません。今後に期待です。

 

広島 vs 巨人 (マツダスタジアム

第1戦 広-0巨
第2戦 広2-
第3戦 広3-

広島は初戦は取ったものの1勝2敗で負け越してしまいました。初戦の大瀬良選手は最高のピッチングで開幕を飾りましたが、2戦目の床田選手、3戦目の九里選手はもう一つでしたので、次回の挽回に期待です。中継ぎではレグナルト選手、ヘルウェグ選手、フランスア選手の3選手が活躍していますが、個人的にはジョンソン選手が一軍登録される際にどの選手が二軍になるのか気になります。打線では田中選手、野間選手、鈴木選手が好スタートを切りました。

巨人は昨年マツダスタジアムの3連戦で勝ち越すことが出来ませんでしたが、今年は最初のカードで勝ち越すことが出来ました。菅野選手で勝つことが出来ませんでしたが、ヤングマン選手や中継ぎ陣の好投も光りました。クック選手が無難に最後をしめているところも好材料です。打線でも丸選手になかなか一本がでませんでしたが、1番の吉川選手やゲレーロ選手の活躍が光りました。

 

パ・リーグ
日本ハム vs オリックス (札幌ドーム)
第1戦 日-3オ
第2戦 日4-4オ
第3戦 日-1オ

日本ハムはホーム3連戦で2勝1分の好スタートを切りました。いずれも接戦でしたが、中田選手のサヨナラ満塁ホームランで勢いがつき、2戦目も9回2死で2-4の劣勢から同点に追いつき、3戦目は有原選手がしっかりと抑えて勝利を収めました。

一方のオリックスは内容自体は悪くないものの勝ちきれない試合が続いてしまいました。山岡選手、東明選手も十分に試合をつくりましたし、中継ぎ陣もその多くは良い投球をしています。打線でも吉田選手のエンジンがかかっていませんが、新外国人のメネセス選手や福田選手が好調です。初戦でマルチ安打&初打点を記録したルーキー頓宮選手にも注目です。

 

ロッテ vs 楽天 (ZOZOマリン
第1戦 ロ-4楽
第2戦 ロ3-
第3戦 ロ4-

ホームのロッテが初戦を取るものの、1勝2敗と負け越してしまいました。先発の石川選手、ボルシンガー選手、有吉選手については今回試合を作れませんでしたので、次回の登板に期待です。先発陣に不安の残る3連戦だったと思います。一方打線は移籍で入ったレアード選手が3本、加藤選手が2本のホームランを放っております。中村選手や藤岡選手も順調に安打が出ていますので、後は井上選手の目覚めを待つばかりでしょう。

楽天は岸選手が投球途中に故障発生で降板、藤平選手は3回持たない内容と少し不安が残ります。則本選手が離脱している中で厳しい立ち上がりとなってしまいました。しかしながら、中継ぎ陣は好調で松井選手も今年は躍動感あるピッチングで2試合をしめています。また、打線もウィーラー選手もレアード選手に負けず3ホームランと爆発しています。ブラッシュ選手とともにやってくれそうです。打ち勝った楽天ですが、今後は先発陣の状態が気になるところです。

 

ソフトバンク vs 西武 (ヤフオクドーム)
第1戦 ソ-4西
第2戦 ソ-5西
第3戦 ソ-1西

ソフトバンクは3連勝でスタートダッシュを切りました。柳田選手が10打数5安打2ホームラン6打点と打ちまくっています。個人的には内川選手が先発で出場しているところが嬉しいですね。2000本安打を達成している内川選手、昨シーズンは怪我の関係で出場数も減っていましたが、まだまだ頑張ってもらいたいです。投手陣では千賀選手と高橋礼選手は先発としてしっかりと試合を作りました。中継ぎ陣では新人の甲斐野選手がすでに2試合の登板で1勝1ホールドを挙げています。どこまで抑えるのかとても楽しみです。

西武は3連敗のスタートとなってしまいました。多和田投手、今井選手は試合を作れませんでしたが、3戦目の高橋光選手は負けてしまったものの投球内容はそれほど悪くはなかったのではないでしょう。打線は山川選手、中村選手、栗山選手にもホームランが出ています。打線は昨年同様、今年もよさそうですので、投手陣次第ですね。

 

第1節が終わりましたが、この3日間の戦いは接戦が特に多かった印象です。
1球1球に意味があるのが野球の楽しさの一つです。是非、これからも目が離せないような接戦を繰り広げてもらいたいです。