巨人 坂本選手開幕から33試合連続出塁 ~2019年5月8日セ・リーグ~
こんにちは。
ジャイアンツが坂本選手、丸選手の活躍もあり好調を維持しています。セ・リーグ20勝一番乗りとなりました。スワローズのほか、タイガース、カープも調子を上げてきています。
それでは第7節の前半(5月6日ー5月8日)を振り返っていきたいと思います。
目次
セ・リーグ・第7節前半
スワローズ vs タイガース
7回戦 ヤ4-2阪(神宮)
8回戦 ヤ1-3阪(神宮)
9回戦 ヤ7-7阪(神宮)
※ヤクルト3勝阪神4勝2分
このカード1勝1敗1分でした。9回戦は勝ちきれませんでしたが、阪神は全体的な状態が良くなってきました。前カードのDeNA戦で3連勝した勢いを切らさずに好調を維持しています。
阪神は4番を打つ大山選手の状態が良くなってきました。得点圏打率はまだ低い状態ですが、良いところで打つ機会が増えてきたように思います。近本選手、梅野選手も好調をキープしていますので、これからにも期待ですね。
ヤクルトも状態は悪くはなく、カードの勝ち越し、負け越しを繰り返しています。バレンティン選手、坂口選手が離脱していますが、その状況下では十分に戦っているといえるのではないでしょうか。投手陣もリリーフ陣が試合を作っていますので、この状態が続いている間に故障者の復帰を期待したいところです。
この3連戦の先発投手は以下の通りです。
ヤクルト:ブキャナン-原-高橋
阪神:青柳-秋山-岩田
ベイスターズ vs ジャイアンツ
7回戦 D2-10巨(横浜)
8回戦 D5-8巨(新潟)
※DeNA3勝巨人5勝
巨人が2連勝となりました。DeNAは最下位に沈んでいますが、南場オーナーが現状に対して謝罪のコメントを出すなど、厳しい状況が続いています。
7回戦の東選手が序盤に崩れ、8回戦では菅野投手を崩したにもかかわらず、序盤からのリードを守れず逆転負けを喫してしまいました。打線も宮崎選手を2番に起用するなどの試行錯誤が続ています。
巨人は20勝リーグ一番乗りです。坂本選手の33試合連続出塁やホームランの量産など打線に勢いがついています。ビヤヌエバ選手、ゲレーロ選手が登録抹消するなど思い通りにいっていない面もありますが、それでも十分に勝負では結果が出ています。リリーフ陣の不安が消えたわけではありませんが、投打が噛み合っている状態を継続していきたいところですね。
この2試合の先発投手です。
DeNA:東-大貫
巨人:髙橋-菅野
ドラゴンズ vs カープ
7回戦 中2-7広(ナゴヤドーム)
8回戦 中6-0広(ナゴヤドーム)
9回戦 中2-3広(ナゴヤドーム)
※中日3勝広島6勝
このカード広島が勝ち越しました。広島は2カード連続の勝ち越しとなりました。4月に影を潜めていた勝負強さや粘り強さも出てくることが多くなりました。投手陣では野村選手の調子が少し不安ですが、アドゥワ選手も先発での起用に応えていますし、床田選手、大瀬良選手が安定していますので、今後も一定以上の戦いは期待も出来そうです。
中日は5カード連続の負け越しとなってしまいました。貯金は最高3までいきましたが、借金4まで落ちてしまいました。打線の打率は高いものの、ホームランが少ないため得点力に直結していない現状と抑えの鈴木博選手の状態が落ちてきています。この辺りをどう改善することが出来るかが今後のポイントになりそうです。
この3試合の先発ローテーションです。
中日:福谷-大野雄-ロメロ
広島:アドゥワ-野村-大瀬良
セ・リーグ 順位表
1位 巨人 20勝12敗1分 ゲーム差
2位 ヤクルト 19勝15敗2分 2
3位 阪神 18勝16敗2分 1
4位 広島 17勝17敗1分 1
5位 中日 15勝19敗 2
6位 DeNA 12勝22敗 3
※第7節前半 5月8日まで
第7節後半 予想先発
各チームの予想先発は以下の通り。
巨人:ヤングマン-メルセデス-山口
ヤクルト:小川-高梨-石川
阪神:西-メッセンジャー-岩貞
中日:福谷-大野-ロメロ
広島:床田-ジョンソン-アドゥワ
DeNA:今永-京山-東
ヤクルトと阪神が少しわかりにくいところです。ヤクルトは4月29日以降、石川選手が登録抹消していますので、戻ってくる公算が高いと予想します。また阪神については中2週間ほど空いた岩貞選手の一軍登録を予想します。
ライオンズ今井達也選手完封! ~2019年5月4日-6日~
201こんにちは。
パ・リーグはゴールデンウィークの連戦も6日をもっていったん終了となります。ここからは6月の交流戦が始まるまで、リーグ内で8カードの戦いが予定されています。
シーズン開幕から1か月以上が経ち、ここまで30試合強が行われています。故障者続出のソフトバンクホークスですが、首位を独走しています。層の厚さと起用される選手の活躍が目立っているところです。やっぱり強いですね。
それでは、パ・リーグの第6節後半(5月4日ー5月6日)について戦いを振り返っていきたいと思います。
目次
パ・リーグ
ライオンズ vs イーグルス
5回戦 西7-6楽(メットライフ)
6回戦 西4-0楽(メットライフ)
7回戦 西4-8楽(メットライフ)
西武2勝、楽天1勝となりました。連敗中の楽天でしたが西武との最終戦で勝ち、連敗を4で止めました。楽天は借金をすぐに返しましたのでズルズルと行かずにここから何とか盛り返したいところです。
西武は6回戦を今井投手の完封で勝利しました。多和田投手が昨年の最多勝投手に輝き、開幕投手としてローテーションの中心にいますが、正直エースというまでの活躍ではありません。3年目の若い今井選手ですが、今シーズンは開幕からローテーションの一角として投げています。これで今シーズン3勝目となりました。この勝利を自信にエースへと飛躍することを期待します。多和田選手にも負けずに頑張ってもらいたいです。
楽天も6回戦で石橋選手を先発として4イニングを投げるオープナーとして起用しました。結果は敗戦となりましたが、新たなチャレンジですので今後も注目していきたいですね。
この3試合の先発投手は以下のとおりです。
西武:多和田-今井-本田
楽天:美馬-石橋-福井
ホークス vs バファローズ
7回戦 ソ4-0オ(ヤフオクドーム)
8回戦 ソ7-2オ(ヤフオクドーム)
9回戦 ソ9-6オ(ヤフオクドーム)
ソフトバンクがこのカード3連勝。一つ前の楽天戦を含めて5連勝とし、首位をがっちりとキープしています。ここまでで2位とゲーム差も4.5に開きました。
柳田選手が離脱した後の松田選手の活躍が大きいです。この3連戦も毎試合2安打で計6安打、5打点でした。また周東選手、今宮選手も上位打線でチャンスメイクをしているところが松田選手にも良い形で繋がっています。
オリックスは前のカードで勝ち越ししたもののこのカードで3連敗し、借金7となりました。アルバース選手も乱調で試合を崩してしまいました。
山岡選手、山本選手、榊原選手がここまで安定した投球をしていますので、この先この選手達が投げる時にしっかりと勝たないとなりませんね。
この3試合の先発ローテーションです。
ソフトバンク:千賀-ミランダ-東浜
オリックス:成瀬-K-鈴木-アルバース
マリーンズ vs ファイターズ
6回戦 ロ3-2日(ZOZOマリン)
7回戦 ロ1-4日(ZOZOマリン)
8回戦 ロ5-3日(ZOZOマリン)
ロッテ2勝、日本ハム1勝となりました。いずれの試合もそこまで差が開くことのない試合となりました。日本ハムはここまで好調で防御率0点台だった有原選手で8回戦を負けてしまったのは痛いです。
日本ハムは打線がなかなか繋がりません。この3連戦で4番の中田選手は12打数1安打と不振に陥っています。現在、厚みのない打線ですので中田選手が頑張ってくれないとなかなかチーム状態は上がりません。その様な状況だからこそ、有原選手では勝ちたかったところでしょう。
ロッテも打線を組み替えながらの試行錯誤している印象です。打線最高井上選手が戻ってきましたが角中選手、中村奨吾選手が上位で繋がると得点に繋がりそうですね。荻野選手は好調キープです。
投手陣ではボルシンガー選手、石川選手に続き種市選手も役割を果たしています。球威のある種市選手にもう少し安定感が出ると凄い戦力になりますね。今シーズン中にどこまで行くか楽しみの一つです。
この3試合の先発ローテーションです。
ロッテ:ボルシンガー-石川-種市
日本ハム:上原-バーベイト-有原
パ・リーグ 順位表
1位 ソフトバンク 20勝11敗2分 ゲーム差
2位 日本ハム 15勝15敗2分 4.5
2位 楽天 15勝15敗1分 0
2位 西武 15勝15敗1分 0
5位 ロッテ 14勝16敗1分 1
6位 オリックス 11勝18敗3分 2.5
※第6節 5月6日(月)まで
第7節前半 先発投手予想
ソフトバンク:髙橋純-大竹
日本ハム:堀-金子
楽天:辛島-古川
西武:髙橋光-榎田
ロッテ:涌井-岩下
オリックス:榊原-山本
パ・リーグの第7節は5月7日が移動日となります。やってここでは8日と9日の先発投手について予想します。
予想が難しいのは日本ハムとソフトバンクかなと思います。楽天、ロッテ、オリックスの各投手は先週の登板では好投していますのでローテーション通りと思います。
日本ハムは堀選手が先発転向なのか、オープナーなのかはっきりと起用方法が分かりませんが、5月1日以降投げていませんので、8日の先発となる公算が高いと考えます。
また、ソフトバンクは大竹選手、武田選手のローテーション投手2人を中5日で回すのが順当と思いますが、武田選手がやや間隔が詰まっていることやここ2回結果が出ていないことからも少し間隔をあける可能性もありそうです。
そこで、5月1日以降登板のない高橋純平選手が先発するのではないかと予想します。前回登板ではリリーフで3回を無失点に抑えていますので、チャンスもあるように思います。
ドラゴンズ阿知羅選手プロ初勝利!〜2019年5月5日〜
こんにちは。
プロ野球も5月に入りました。既に各チームの対戦も多いところで9回に至っています。まだまだ序盤と思いきやチームの状態もはっきりと出てきています。状態の上がってこないチームにも何とか食らいついてもらいたいですね。
それでは第6節の後半(5月3日ー5月5日)を振り返っていきたいと思います。
目次
セ・リーグ・第6節後半
ドラゴンズ vs スワローズ
7回戦 中2-7ヤ(ナゴヤドーム)
8回戦 中4-8ヤ(ナゴヤドーム)
9回戦 中6-5ヤ(ナゴヤドーム)
※中日4勝ヤクルト5勝
この3連戦はヤクルト2勝、中日1となりました。バレンティン選手欠場の状況にもかかわらず毎試合ある程度得点もしています。青木選手、山田選手、雄平選手とクリーンアップも実績もあり、今シーズンも打っている選手が固めています。バレンティン選手の状態如何ですが、当面は心配は要らなそうですね。
投手では小川選手に1勝目が出ました。移籍で加入した高梨選手は早くも3勝目を挙げました。寺原選手は復帰登板でしたが、試合を作れず早い回での降板となりましたので今後が気掛かりです。
中日は最終戦で令和での初日が出ました。阿知羅選手が5回2失点の好投でプロ初勝利を挙げました。6年目での初勝利、本当に嬉しいでしょうね。引き続き、先発ローテーションに入る活躍を期待します。
しかし、中日投手陣は四死球が多すぎます。最終戦は勝つには勝ちましたが、12四死球でした。毎回のように四球でランナーが出るとリズム自体が悪くなってしまいますので、何とかしたいものですね。
この3連戦の先発投手は以下の通りです。
中日:又吉-柳-阿知羅
ヤクルト:小川-高梨-寺原
タイガース vs ベイスターズ
7回戦 阪2-1D(甲子園)
8回戦 阪5-1D(甲子園)
9回戦 阪7-5D(甲子園)
※阪神7勝DeNA2勝
阪神の3連勝となりました。DeNAは少し手薄なローテーションでしたが、7回戦や9回戦では接戦担っているだけに、ひとつは取りたかったところではないでしょうか。
阪神は近本選手、木浪選手のルーキーコンビが仕事をしていますし、大山選手にも当たりがコンスタントに出てきました。糸井選手、福留選手もベテランらしく良いところで活躍しています。あとはマルテ選手でしょうか。全体的にチームの雰囲気も良さそうです。
DeNAは筒香選手やソト選手がホームランを打つなどしていますが、今ひとつ繋がりや恐さがなくなってしまっています。宮崎選手とロペス選手も調子が上がってきていません。石川選手や中井選手が起用に応えて活躍していますので、何とか波に乗りたいところです。
三嶋選手はこの3連戦で2度のサヨナラ打を打たれるという不運な巡り合わせになってしまいました。しかし、競っている場面で使いたくなる三振の取れる投手ですので、気を取り直して頑張ってもらいたいです。
この3試合の先発投手です。
阪神:西-メッセンジャー-高橋遥
DeNA:阪口-バリオス-京山
カープ vs ジャイアンツ
6回戦 広6-3巨(マツダスタジアム)
7回戦 広3-2巨(マツダスタジアム)
8回戦 広3-3巨(マツダスタジアム)
※広島4勝巨人3勝1分
この3連戦は広島2勝&1分となりました。広島は5月に入って3勝1敗1分と好調を維持、鯉の季節になってきました。
6回戦、7回戦はリリーフ陣の勝負に敗れた巨人でしたが、8回戦ではリリーフ陣が無失点で繋いでリードされていた試合を引き分けにもっていきました。
巨人は坂本選手に加え、丸選手も調子が上がってきました。岡本選手もヒットが出始めていますので、この上位打線が揃うとかなりの得点力になりそうです。下位打線については、陽選手、亀井選手、ゲレーロ選手あたりは日によって出場もまちまちですし、打順もまだまだ固定する感じではありませんが、もう少し確実性が期待されるところです。
投手陣ではリリーフ陣が悩みの種ではりますが、9回戦はリリーフ陣6投手が安定したピッチングで無失点で切り抜けました。最後に投げた田口選手は四球でピンチを招きましたが、今後リリーフでの起用になるのか、先発するのかにも注目です。
広島の中村祐太選手は今季初先発でしたが、4回途中で降板となりました。四球が出たり、高めに浮いた球をしっかりと打たれるなど課題の残る試合となりました。次戦どんな形での起用になるか、気になるところです。
この3試合の先発ローテーションです。
広島:床田-ジョンソン-中村祐
巨人:メルセデス-今村-山口
セ・リーグ 順位表
1位 巨人 18勝12敗1分 ゲーム差
2位 ヤクルト 18勝14敗1分 1
3位 阪神 17勝15敗1分 1
4位 広島 15勝16敗1分 1.5
5位 中日 14勝17敗 1
6位 DeNA 12勝20敗 2.5
※第6節後半 5月5日まで
第7節前半 予想先発
各チームの予想先発は以下の通り。
巨人:高橋-(移動日)-菅野
ヤクルト:ブキャナン-原-高橋
阪神:青柳-秋山-望月
中日:福谷-大野-ロメロ
広島:アドゥワ-野村-大瀬良
DeNA:東-(移動日)-大貫
多くの選手がローテーションでの登板が予想されます。ここまでのローテーション以外の選手としては、ドラゴンズの福谷選手とDeNA東選手が今シーズン初先発となります。
福谷選手はファームでは4月20日のカープ戦、27日のタイガース戦で先発し、それぞれ勝ち投手となっています。福谷選手はファームからの昇格と併せて先発転向が成功と行くでしょうか。ここ数年、リリーフで伸び悩みを見せていたので新境地を切り開くことになることを祈ります。
ベイスターズの東選手はここまでイースタンで5試合に投げて2勝、防御率1.25の好成績ですので、ここで昇格となりました。昨シーズンの新人王の2年目のシーズンが始まります。
また、阪神の5月8日については才木選手が登録抹消となっていますので、ここに望月選手を予想します。ここまでウエスタンリーグで4勝をマークしています。ガルシア選手の可能性もありそうですが、外国人選手枠の関係で望月選手の方が可能性が高いと読みます。