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2019年 横浜DeNAベイスターズ 投手陣

こんにちは。

今日は横浜DeNAベイスターズの投手陣を見ていきたいと思います。
2016年シーズンから指揮を執るラミレス監督のもと、2017年シーズンは2年連続のセリーグ3位となり、日本シリーズにも進出しました。2018年はかなり大きな期待のなかでのシーズンだったと思います。しかしながら、2018年は4位とBクラスに戻ってしまい、不本意なシーズンだったと思います。

2018年の投手陣は防御率4.18でリーグ5位となり、今年から三浦大輔投手コーチを迎えて立て直しを図ります。

 

まず、先発陣を見ていきたいと思います。

昨年ルーキーシーズンにして11勝(5敗)の好成績で新人王に輝いた東克樹選手が2年目のジンクスを払しょくし、軸としての活躍を期待したいところです。が、左肘違和感のためキャンプを2軍でスタートするという報道があります。非常に心配ですし、チーム成績にも大きく影響することが懸念されます。

東選手のほかには、昨シーズ90イニング以上を投げた濱口遥大選手(4勝5敗)や石田健大選手(3勝7敗)にはかなり期待がかかるものと思います。先発ローテーションでの年間通しての活躍を期待すると同時に、10勝前後は期待されるのではないでしょうか。

来年4年目を迎える今永昇太選手にも大きな期待がかかります。昨シーズンは年間通して不調に沈み4勝11敗となり「試練の年」となってしまいました。今年は勝ちと負けが逆になるような活躍が期待されます。

そして先発陣として期待されるのは、17年から横浜に加入した平良拳太郎選手やイースタンで優秀選手として表彰された京山将弥選手です。若い両選手が完全に一軍での定着を果たし、ローテーションでの活躍することになると今シーズンだけでなく、今後の横浜投手陣にとって大きな力になりそうです。

ベテランでは秋にクリーニング手術を行った関係か、キャンプ2軍スタートが報じられている井納翔一選手ですが、若い選手が多い投手陣の精神的な柱としての活躍が期待されます。外国人ではバリオス選手も契約されています。外国人投手の枠は恐らく2人までになると思いますので他の選手との兼ね合いになりますが、右の先発として出場するのではないでしょうか。

新戦力としてはドラフト1位で上茶谷大河選手(東洋大)がキャンプ1軍スタートが報じられています。制球力に定評のある投手で東都リーグでの東洋大の上位進出に貢献していました。また、ドラフト3位で大貫晋一選手(新日鐵住金鹿島)もキャンプ1軍スタートとなり1年目からの活躍が期待されています。

 

中継ぎ陣ではハードワークしている選手が多いです。パットン選手は58試合33ホールドの成績でしたが、今年もタフな活躍が求められます。さらに65試合25ホールドを記録した三上朋也選手、60試合15ホールドの三嶋一輝選手の両右腕に加え、貴重な左腕として70試合24ホールドの砂田毅樹、53試合13ホールドのエスコバー選手は今年もなくてはならない戦力として計算されそうです。

アメリカから復帰し、昨シーズン途中に契約した中後悠平選手や中日から昨シーズン、ベイスターズに移籍した武藤祐太選手にも一軍でのインパクトある仕事をしてもらいたいですね。

抑えはもちろん山﨑康晃選手がいますので、今年は40セーブ超を目指してもらいたいです。

大きな補強は行っていないベイスターズ投手陣です。東選手の状態は気になるところですが、今永選手、濱口選手、石田選手など実績を残した選手はいます。今シーズンどれだけ復調できるかが、鍵になってくるのではないかと思います。若い選手の多い投手陣ですので将来的には投手大国となる可能性も十分にあります。そのきっかけとなるシーズンとして大きく飛躍できるか、注目していきたいですね。