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2019年 オリックスバファローズ 投手陣

こんにちは。

昨日は、横浜DeNAベイスターズの投手陣を見ていきましたが、今日はオリックスバファローズを見ていきたいと思います。

早速ですが、オリックスバファローズは今オフ、西勇輝選手、金子千尋選手というこれまでチームを牽引してきた二人の柱を失うことになりました。2018年シーズン、西選手は10勝13敗、金子選手は4勝7敗といずれも借金を抱える結果となりましたが、西選手は162.1回、金子選手は100回を投げていますのでチームへの貢献という意味では勝ち負け以上に大きな存在といえるでしょう。

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2019年シーズンは戦力的に厳しくなるという予測も成り立ちますが、一方でこの二人の大きな穴を埋めるべくどのような選手が出てくるか、楽しみなシーズンともいえます。

まず、先発陣です。

今年で7年目を迎えるディクソン選手に大きな期待がかかります。昨シーズンは4勝6敗という成績でしたが、過去5年で43勝を安定して挙げています。昨年の分を巻き返してもらいたい投手です。

もう一人の外国人投手であるアルバース選手も柱としての期待がかかります。昨年は9勝2敗という好成績でチーム2位の勝ち星を挙げました。腰痛のため8月途中で戦列を離れましたが、四球の少ない安定した投球で今年も活躍が期待されます。

そして何より山岡泰輔選手がエースとしてチームを背負う選手になることが望まれます。昨年は7勝12敗でしたが、先発として思うような結果が出ず、途中8月には中継ぎに回る経験もしました。7勝のうち5勝は8月15日以降のもので序盤から勝ち星をもっと重ねてもらいたいところですし、投球イニングとしてもシーズン序盤は5回、6回で交代となる試合が多かった印象があります。ディクソン選手、アルバース選手、山岡選手が軸になってローテーションが回っていくことがチームの戦いの上でとても大切になってくると思います。

先発の4,5番手としては昨シーズンは途中から復帰した東明大貴選手、松葉貴大選手が一年を通して投げてくれると大きな戦力になると思われます。東明選手は勝ち星こそ1勝でしたが防御率は2.27の安定した投球を披露しました。松葉選手も8月に復帰してからは2勝1敗とまずまずの成績でローテーションを守りました。20代後半となるこの大貴・貴大の二人が頑張ると、とても面白い戦いが出来そうです。

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キャンプでは2軍スタートとなる左腕田嶋大樹選手や新外国人のタイラー・エップラー選手、阪神タイガースから移籍(人的補償)の竹安大知選手、ドラフト3位荒西祐大選手(Honda熊本)、ドラフト4位富山凌雅選手(トヨタ自動車)にもチャンスは大いにありそうです。誰が一軍定着して戦力となるか、とても楽しみになってきます。

中継ぎ陣では、昨シーズンに山本由伸選手が大きく飛躍しました。オールスターにも選出され、最終的には54試合を投げ32ホールドを挙げました。吉田一将選手も58試合で21ホールド、黒木雄太選手は39試合で17セーブとこの3人が試合の中盤から終盤を締める役割を担っていました。3年目を迎える澤田圭佑選手やベテラン比嘉幹貴、左腕の山田修義選手も今年同様の活躍が期待されます。

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そして最後は守護神増井浩俊選手がいます。昨シーズンは7月後半から数試合調子を落としたもののシーズンをしっかり完走しその大切な役割を果たしてくれました。セーブ数はチーム全体の調子で変わるものの40セーブ以上をマークしてAクラス、さらには頂点に向かっていきたいところです。

今年のバファローズはいかに西選手、金子選手の抜けた穴を埋めるかが課題だと思われます。繰り返しになりますが、新人投手も含めてそのチャンスは大いにありますので、どの選手がそのチャンスをつかむのか非常に楽しみです。