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2019年 北海道日本ハムファイターズ 投手陣

こんにちは。

プロ野球はキャンプに入り、連日報道でも新人や移籍した選手などの話題で楽しませてもらっています。

これまでにも今年の戦力についてみていますが、今日は北海道日本ハムファイターズの投手陣について見ていきたいと思います。

 

先発陣 (下記成績はいずれも2018年)

 上沢直之 25試合 165.1回 11勝6敗 防御率3.16
 マルティネス 25試合 161.2回 10勝11敗 防御率3.51
 有原航平 20試合 110.2回 8勝5敗 防御率4.55
 加藤貴之 26試合 113.1回 5勝8敗 防御率4.53

軸は昨年チームの勝ち頭でもあり投球イニングも最多の上沢直之選手でしょうか。11勝6敗で貯金5も立派ですが、165.1回のイニング数でも大きくチームに貢献しています。

マルティネス選手も年間通しての活躍で10勝を挙げ、161.2回を投げました。今年も軸の一人としての活躍が期待されます。

さらには有原航平選手にもローテーションの中心的存在として期待がかかります。かつての新人王にキャリアハイの成績を期待するところでしょう。

加藤貴之選手は先発でも中継ぎでも登板がありました。どのような起用法になるのか分かりませんが、先発としての可能性も十分にあると思われます。
 
この3-4人のローテーションの中に今年から金子弌大選手がオリックスバファローズから移籍で加入しました。昨シーズンは4勝に終わった金子選手ですが、環境も変わり復活が期待されます。

この金子選手や昨シーズン途中から先発で投げていた上原健太選手、6勝を挙げた村田透選手もローテーションの一角を担うことになるでしょう。

さらには杉浦稔大選手や左腕の堀瑞輝選手、外国人のロドリゲス選手、バーベイト選手も加わってくると層に厚みがましてきます。
 

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中継ぎ・抑え(下記成績はいずれも2018年)
 宮西尚生 55試合 45回 37ホールド 防御率1.80
 公文克彦 57試合 54回 11ホールド 防御率2.17
 石川直也 52試合 48.2回 18ホールド 19セーブ 防御率2.59
 浦野博司 36試合 41.2回 9ホールド 防御率2.16
 
中継ぎは左腕の宮西尚生選手、公文克彦選手の両選手がハードワークしています。

宮西選手は11年連続50試合以上登板を記録し、昨年引退した岩瀬仁紀投手にも劣らない安定した成績かつタフな働きを続けています。

公文選手もジャイアンツから移籍して働き場所を得た、という感じでしょうか。昨シーズンもキャリアハイといえる活躍でした。
 
中継ぎの右腕では、昨シーズンにキャリアハイの成績を残した浦野選手にも昨年と同様の活躍が期待されます。

そしてトレードでヤクルトスワローズから獲得した秋吉亮選手や昨年も活躍した井口和朋選手、西村天裕選手の登板機会も多くなるのではないでしょうか。
 
昨年、抑えはトンキン選手が務めていましたが、シーズン途中から石川選手が抑えてとしても定着し、19セーブを挙げています。また新外国人のジャスティン・ハンコック選手もリリーバーとしての活躍が期待されています。

石川選手かハンコック選手のどちらの選手が抑えを行うのかわかりませんが、抑えが安定するとさらに戦いやすくなるでしょう。
 
所感
昨シーズン、ファイターズのチーム防御率はリーグ2位でした。特にホールド121、セーブ43もリーグ2位でで中継ぎ以降の安定感が特長として出ていました。

そこで課題は先発陣となりますが、上沢選手、有原選手といった実績を持った選手と昨年活躍した加藤選手に加え、村田選手や上原選手、堀選手が年間を通して活躍するとかなり良い戦いができそうです。

また、春のキャンプではルーキーの投手は全員2軍キャンプでスタートしています。焦らずに2軍スタートさせているところもしっかりと育成を考えたファイターズらしさが出ているところかもしれません。

ドラフト1位の吉田輝星選手(金足農高)や生田目翼選手(日本通運)、福田俊選手(星槎道都大)といった選手たちがシーズン途中からでも徐々に出てくるとさらに楽しみが大きくなります。
 
今年は優勝しなければならないシーズンと栗山監督がコメントしているように勝負の年となりますのでいい戦いをしてくれるのではないでしょうか。