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ヤクルトリリーフ陣活躍で2位キープ ~2019年4月29日~

こんにちは。

ゴールデンウィークに入り、プロ野球も第5節が終わりました。少し各チームに明暗が分かれてきています。

 

全体では大きな連敗なく、層の厚さで有利に進める巨人、開幕ダッシュに失敗するも徐々に去年までの強さを取り戻し始めた広島、大型連敗に苦しむDeNAといった印象が強かった一週間でした。

 

それでは第5節の後半(4月27日ー4月29日)を振り返っていきたいと思います。

 

目次

 

 

セ・リーグ


中日 vs 阪神 


第4戦 中5-4阪(ナゴヤドーム)
第5戦 中2-4阪(ナゴヤドーム)
第6戦 中0-2阪(ナゴヤドーム)

 

阪神の2勝、中日の1勝となりました。ここまであまり調子の出なかった阪神でしたが、全ての試合で先取点を取ったことも勝ち越しに繋がったのではないかと思います。第5戦、第6戦では大きな点差では無いなか投手陣が頑張り試合をものにしました。

 

打線は長打力のある外国人選手がいるわけでもなく、どうしても迫力不足は否めませんが、近本選手が先頭打者として粘りのある打席を増やしていますし、大山選手も少しずつ良くなってきた様に見えます。糸井選手、梅野選手は調子を維持していますので投打が上手くかみ合えばまだまだ勝ち星をあげていけそうです。阪神はリリーフ陣の頑張りにも注目ですね。

 

中日は接戦でもう一つ打てていません。やはり先制点を取って有利に進められるかどうかは大きいですね。投手陣は大きく崩れていませんので、打線の頑張りに期待ですね。

 

この3連戦の先発投手は以下の通りです。
中日:佐藤-柳-阿知羅
阪神:西-岩貞-青柳

 

 

巨人 vs DeNA 


第4戦 巨5-4D(東京ドーム)
第5戦 巨7-2D(東京ドーム)
第6戦 巨3-5D(東京ドーム)

 

巨人の2勝、DeNAの1勝となりました。DeNAは連敗を10まで伸ばしてしまうこととなりました。第6戦も一時リードされていましたが、よく逆転したと言えるでしょう。

 

いずれのチームも先制点を取ったチームの方が勝利しています。巨人は層の厚さが結果にも現れています。常に調子の良い選手も悪い選手もいますが、起用した選手が結果を出しています。打線についてはクリーンアップだけでなく、どこかかしら点が取れるという状況でしょうか。

 

一方で巨人のリリーフ陣は少し不安が残ります。第6戦の様にリードした展開で先発投手が早めに降板した際に最後までどう繋いでいくのか注目していましたが、宮國選手が打たれて逆転されてしまいました。やはり、この辺りが今年もポイントになりそうです。

 

DeNAは何とか連敗脱出でしたが、リードを保てず一時は逆転されていました。上茶谷選手も好投はしましたが、もう一歩のところで捕まってしまいました。キャンプからずっと第一線で投げていますので、少し疲れも出ているところでしょうか。初勝利まで頑張って欲しいです。今年は強力打線が今ひとつですので打順の組み替えや起用によって探っていくのも一つでしょうか。


この3試合の先発投手です。
巨人:メルセデス-今村-山口
DeNA:井納-京山-上茶谷

 

 

ヤクルト vs 広島 


第4戦 ヤ0-2広(神宮)
第5戦 ヤ4-2広(神宮)
第6戦 ヤ7-4広(神宮)

 

 ヤクルトの2勝、広島の1勝となりました。 第4戦の勝利で広島は最大8つあった借金が完済しましたが、その後の連敗で借金2へ戻っています。

 

広島は大きく負け越した中で鈴木選手の離脱もあり、ピンチに見えましたがそこから連勝で這い上がってきました。少しずつ昨年までの強さを感じさせる試合も増えてきました。打線では鈴木選手以外に相手に脅威を与える選手がいませんので、バティスタ選手や松山選手の調子が上がってくるかがポイントだと思います。あとはジョンソン選手はじめ先発投手が揃っていくのかですね。

 

ヤクルトはリリーフ陣が頑張って上位をキープしています。特別に失点が無いわけではありませんが、それぞれが大事な役割を果たしながら後に投手につなげている印象です。ハフ選手はこの3連戦で3連投となりました。短いイニング、少ない投球数ですが毎日のように投げる投手がチームを支えているように思えます。年間通して上手に負担を分け合いながら、休みを取りながら頑張ってもらいたいです。

 

打線についてもヤクルトは誰かが絶好調というわけではありませんが、上手に役割を果たしながら勝利につなげている印象です。青木選手や山田選手、雄平選手、バレンティン選手など実績のある選手が屋台骨を支えているのは大きいですが、その屋根の下(傘の下)で村上選手や太田選手が実績を積んでいると考えると、今後やシーズン後半にも上手く繋がっていきそうです。

 
この3試合の先発ローテーションです。
ヤクルト:小川-高梨-石川
広島:床田-ジョンソン-九里

 

 

セ・リーグ 順位表

1位 巨人    16勝9敗     ゲーム差
2位 ヤクルト  15勝11敗1分     1.5
3位 中日    12勝13敗     2.5
4位 広島    12勝14敗     0.5
5位 阪神    12勝14敗1分   0
6位 DeNA     10勝16敗     2

※ 第5節 4月29日(月)まで

 

巨人とヤクルトで貯金を独占している状況です。特に野手の層が厚い巨人、打線とリリーフ陣の状態が良いヤクルトといった感じです。中日、広島、阪神は12勝で並んでいますので、この中からどこが上位を追いかけるのかもまだ分かりません。DeNAの強力打線による巻き返しにも期待です。セ・リーグはまだどこかが抜け出すまでには至らないのではと思っています。

 

そして、セ・リーグは4月30日(火)も試合が予定されており、連戦となります。しかしながら、天候は下り坂ですべての試合が行われるかわからない状況です。

30日(火)は甲子園で阪神と広島、横浜でDeNAとヤクルトが予定されていますが、これらの屋外球場の試合が行われるのか、この連戦の行方にも影響があるかもしれません。