2019年 プロ野球 4月17日 寸評
こんにちは。
プロ野球は第4節に入り、2試合が終わりました。
主力がケガで離脱するケースが出てきています。DeNAの筒香選手も抹消はしていないものの出場できていません。ソフトバンクも柳田選手が離脱してから打線の迫力低下は否めません。試合に大きな影響を与える選手たちですので、早期の回復や復帰が待たれます。
それでは、4月17日に行われた6試合について簡単に感想を書いていきたいと思います。
ソフトバンクは2試合連続の完封負けとなってしまいました。2試合とも2安打のみというランナーに出るだけでも大変な状況になっています。柳田選手が離脱した上、この試合では上林選手も死球から途中交代となってしまいました。何とか出場している選手で頑張って乗り切ってもらいたいです。
ロッテは前節までは調子が上がらなかったところですが、ここにきて投手陣の頑張りで連勝です。
この試合も吉田正尚選手のソロホームランから始まりました。まさに手が付けられない状態です。プロ初勝利を狙う榊原選手にとってはこのホームラン以降、毎回のように点が入り非常に投げやすかったのではないでしょうか。榊原選手、プロ初勝利おめでとうございます!
日本ハムも打順を変えて王選手を3番に、4番に近藤選手、5番に中田選手としました。1番から3番までで9安打を集めたて4点をあげましたが、一歩届かなかったですね。中田選手の爆発が待たれます。
西武が先制するもののその後は福井選手がなんとか抑えて試合を作ります。その間に楽天が得点を重ねて、中盤に逆転に成功します。走塁失敗もありながらもオコエ選手の起用も当たった面があります。また、逆転となるスリーランホームランを打った浅村選手も通算150本塁打となりました。調子も上がってきましたので、今後の楽天打線が楽しみです。
西武はリードしながらも投手陣が踏ん張ることが出来ませんでした。本田選手、高木選手で逆転を許してしまいます。やはり投手陣が鍵になりますね。打線でも最後にチャンスに山川選手にまわったものの一本が出ませんでした。山川選手もホームランは出るものの4番ですので少し打率の方が気になります。
セ・リーグ
巨人4-5広島 (熊本)
巨人が丸選手のツーランホームランで試合を決めたかに見えましたが、9回抑えのクック投手を攻め、広島が逆転しました。ここぞで打った菊池選手、石原選手はさすがですね。このまま今シーズン、ズルズルと行かないためにも、逆転できたのは大きいのではないでしょうか。
巨人のルーキー高橋選手は1失点に抑えたものの、四死球7はさすがに多すぎました。ランナーが出続けているので疲労も大きくなったのではないでしょうか。四球が少ないともっとリズムが良くなり、消耗も抑えることが出来そうですね。
ヤクルト2-2阪神 (神宮)
ヤクルトが試合終盤に同点に追いつきました。阪神は大山選手のツーランホームランでリードしたものの中継ぎ陣が途中で失点し勝ち切ることが出来ませんでした。
また、ヤクルトも廣岡選手でしたが、大事な場面でスクイズを決めることが出来なかったのが悔やまれます。
中日がこの2連戦を連勝し、貯金を2としました。現在の中日はどこからもでヒットがでてチャンスメイクできる打線になっています。DeNAはこの2試合、筒香選手を欠き、得点がなかなか上げられない状態でした。
ベテラン山井選手が2勝目を挙げました。大野選手や山井選手が先発で活躍するとかなりローテーションは安定してきますね。
ドジャースの前田健太投手がレッズ戦に先発し、今季3勝目をあげました。7回途中まで投げて、1失点でした。前回は5失点で敗戦投手になっていましたので、今回は引きずる事なく勝利をあげました。交代のタイミングもランナーを出してではなく、2者連続三振に仕留めた後の交代でした。
昨シーズンは途中から中継ぎに役割を変えましたが、今年は先発に戻ってその役割を果たしています。長いシーズンですが、良いスタートとなりました。今後も勝ちを重ねてもらいたいですね。