ロッテ3連勝! 唐川選手、松永選手が活躍 ~2019年4月30日~
こんにちは。
パ・リーグも第5節が終わりました。パ・リーグは移動日を挟んで5月1日から第6節が始まります。
それでは、今日はプロ野球の第5節の後半(4月27日ー4月29日)についてパ・リーグの戦いを振り返っていきたいと思います。
目次
パ・リーグ
楽天 vs ロッテ (楽天生命パーク)
4回戦 楽5-6ロ
5回戦 楽8-10ロ
6回戦 楽2-4ロ
ロッテが3連勝しました。楽天はこの3連敗とあわせて5連敗となってしまいました。
ロッテは井上選手が戻ってきたから打線全体が落ち着いたように見えます。少し調子を落としていた中村選手にも当たりが出てきました。レアード選手も好調を維持、後はバルガス選手の調子が上がってくるのを待つばかりでしょうか。
またリリーフ陣の唐川選手や松永選手の活躍も大きいです。最近はどこのチームも中継ぎ投手の負担が大きく、ここを務める選手の活躍度合いがチーム成績にも影響しています。
楽天は先発投手がゲームを作ることができていないところが敗因と言えると思います。もともと則本選手と岸選手が離脱するなかでよく頑張っていましたが、ちょっとひと息といったところでしょうか。
この3試合の先発投手は以下のとおりです。
楽天:美馬-安樂-近藤
ロッテ:ボルシンガー-石川-種市
日本ハム vs ソフトバンク (札幌ドーム)
4回戦 日1-5ソ
5回戦 日4-0ソ
6回戦 日6-9ソ
ソフトバンクの2勝、日本ハムの1勝でした。
日本ハムは投手がキッチリと抑えないとなかなか勝てない感じです。5回戦の有原選手はほぼ完璧な投球で勝利を収めましたが、ある程度もつれる展開になると打線が打ち勝つ展開にはならず劣勢になってしまいます。レアード選手を放出し、王選手を獲得しましたが中田選手以外に長打を打てる選手が必要に思えます。とは言えこの状態でも5割キープはよく戦っていますし、ここ数年毎年上位に来るチームという巧さも感じます。
ソフトバンクはやはり投手陣がしっかりとしていますので打線の調子で大きく成績を落とすことがないという印象です。先発投手も千賀選手や武田選手をはじめ整っている印象もありますし、リリーフ陣も強力です。モイネロ選手や泉選手、甲斐野選手が森選手に繋いで試合をものにしています。サファテ選手の復帰が遅れていますが、守護神森選手も順調です。ソフトバンクは順調に良い戦いを続けて行きそうな感じがします。
この3試合の先発ローテーションです。
日本ハム:上原-有原-上沢
ソフトバンク:千賀-ミランダ-東浜
オリックス vs 西武 (京セラドーム大阪)
4回戦 オ7-11西
5回戦 オ2-4西
6回戦 オ5-3西
西武が2勝、オリックスが1勝でした。
西武はオリックスとの3連戦の前のロッテ戦でも2勝しチーム状態、特に打線が良くなってきました。4番の山川選手に大きい当たりだけでなくヒットも出でいます。秋山選手も本調子ではないもののある程度ヒットが出始めました。あとは外崎選手や中村選手の下位打線とうまく繋がれば得点能力は大きく高まりそうです。
投手陣はなかなか絶対的な選手がいませんので打線とのバランスの中で上手く試合をものにしてくことが出来ると浮上しそうです。
オリックスはメネセス選手の調子が上がるのを待つばかりです。ルーキー中川選手の活躍も今後楽しみになりそうです。投手陣は山岡選手、山本選手、アルバース選手に加えK-鈴木選手も好投し、先発投手は揃い始めています。あとは中継ぎ投手の状態がチーム成績に反映しそうです。
この3試合の先発ローテーションです。
オリックス:山岡-K-鈴木-アルバース
西武:多和田-今井-十亀
パ・リーグ 順位
1位 ソフトバンク 15勝10敗2分 ゲーム差
2位 楽天 13勝11敗1分 1.5
3位 西武 12勝12敗1分 1
3位 日本ハム 12勝12敗2分 0
5位 ロッテ 11勝13敗1分 1
6位 オリックス 9勝14敗3分 1.5
※第4節 4月29日(月)まで
ここまで故障者に泣くソフトバンクですが、それでも首位をキープ。楽天は全体的に少し状態が落ちてきました。日本ハムは打線の状態が上がりませんがそれでも何とか5割ラインをキープ。西武打線は昨年程の爆発力は無くこちらも5割ラインです。ロッテは主砲の復帰もあり少し状態が良くなってきました。オリックスは投打共にピリッとせずなかなか勝てません。全体では5ゲーム差に少し開きました。
とは言え、まだまだ混沌としているパ・リーグです。