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2019年 プロ野球 4月28日 寸評

こんにちは。

 

ゴールデンウィークに入りました。世間では10連休のところも多いですが、プロ野球は最長12連戦です。いつも以上に厳しくなるスケジュールで選手も疲れが出てきそうなところです。とは言え、多くの観客が入る球場も多いと思います。選手の皆さんには頑張ってもらいたいです。

 

それでは4月28日(日)に行われた6試合について簡単に感想を書いていきたいと思います。


パ・リーグ
オリックス2-4西武 (京セラドーム大阪)


K-鈴木選手が7回無失点の好投でしたが、降板後にリリーフ陣が踏ん張り切れずに逆転負けを喫してしまいました。そのまま試合が進めばプロ初勝利というところでしたが、次回以降に持ち越しとなりました。

 

オリックスは近藤選手、増井選手と繋げて逃げ切りたいところだったと思います。

 

西武も8回には打者が良く粘り四球を選びました。4点を挙げたうちのタイムリーヒットによる点は1点のみで残りの3点は押し出しによる得点でした。迫力のある打線であることには違いませんが、自滅してもらったという、ちょっとラッキーな面もありましたね。

 

オリックスはこれで3連敗となり、単独最下位です。この日楽天に勝利したロッテとの差が2.5ゲーム差になりました。厳しい戦いが続いています。

 

日本ハム4-0ソフトバンク (札幌ドーム)

 

日本ハムの有原選手の好投に打線も応えて快勝となりました。7回まで被安打2の無失点でしたが、殆どのアウトが三振か内野ゴロというとても安定した、長打なども打たれる気配のしない投球でした。ほぼ完璧といっても良いですね。

 

ソフトバンクミランダ選手も打たれながらも3回までは抑えていましたが、4回、5回と死球や四球が得点に繋がってしまいました。

 

ソフトバンク日本ハムも充分な状態ではありませんが、そのなかで上手に勝ち負けしている感じです。勝ち負けしていれば、大きなビハインドにはなりませんので、また戦力が整ったり、調子が上がればその時には大きく勝ち越してくるでしょう。

 

楽天8-10ロッテ (楽天生命パーク)

 

 一日前のゲームと同様に序盤からシーソーゲームとなりました。ロッテにシーズン開幕直後の得点能力が戻ってきた感じがします。ホームランが多いわけではありませんが、下位打線やクリーンアップ以外の選手が打点をあげるケースが増えてきました。

 

楽天も打線はブラッシュ選手に調子が出てきて強力になってきました。一方で先発投手が序盤に失点をするケースが増えてきています。岸選手の復帰ももう少し先の様ですから、今が踏ん張り時ですね。

 

現在5位のロッテに元気が出てくるとパ・リーグ全体が面白くなってきそうです。

 

セ・リーグ
中日2-4阪神 (ナゴヤドーム


阪神岩貞選手と中日柳選手の投げ合いになりました。二週間前の13日(土)でも同じ対戦でしたがこの時は満塁ホームラン2本で中日が勝利し、柳選手が勝ち投手となりました。

 

今回は同じ対戦で岩貞選手と柳選手はお互い2失点で五分という感じでしたが、終盤に田島選手を攻略した阪神が勝利しました。

 

この日は糸井選手、梅野選手、福留選手が主力選手としての活躍しました。ルーキー近本選手も最近では1番に定着して順調にヒットを放っています。ここまで打率.312は立派です。ランナーとして自慢の足でも存在感が出せると大きいですね。

 


ヤクルト4-2広島 (神宮)

 

広島は鈴木選手がスタメンに戻ってきました。さっそく3安打の猛打賞を記録しています。さすがです。しかし、チームはバティスタ選手のホームランによる2点のみでゲームを落としてしまいました。前日のゲームで借金をすべて完済した広島でしたが、借金1に戻ってしまいました。

 

やはり広島のジョンソン選手が気になりますね。前回の21日の試合では5回1失点で今季初勝利を挙げましたが、今日は4回で3失点と試合を作ることが出来ませんでした。原因などは分かりませんが、このままだと一度抹消するようなこともあるのかもしれません。

 

ヤクルトは少し打線が落ちている印象もありましたが、この日はホームラン4本で4点を奪いました。全てソロホームランでしたが、山田選手、バレンティン選手だけでなく荒木選手や青木選手からもホームランが出るのは相手にとっては厄介です。また、この日はエラー絡みでハフ選手が2失点していますが、リリーフ陣も元気です。近藤選手、石山選手がしっかりと2点差を抑えきりました。そこまで先発陣が強力というわけでもないヤクルトですがリリーフ陣の頑張りもあり、順位も良いところにつけています。

 

巨人7-2DeNA (東京ドーム)

 

巨人が序盤から得点を重ねて主導権を握り、押し切りました。先発の今村選手も得点差がある中で相手に得点をやらない投球で今季初勝利を掴みました。

 

巨人はビヤヌエバ選手、坂本選手に効果的なホームランが出て有利に試合を運びました。一方、DeNAは大和選手が3安打猛打賞を記録するもソト選手のホームランによる得点のみでした。試合運びもどうしてもビハインドの状態が多くなり、あまり手を打つこともできない状況が多くなります。なんとか先制点が欲しいところですね。

 

DeNAもまだシーズン序盤ですのでここからの巻き返しに期待したいです。広島は借金8を完済しましたしね。

 

 

4月29日(月)の試合について

セ・リーグの先発は巨人の山口選手、DeNAの上茶谷選手、阪神の青柳選手は、23日(月)からの中5日での登板になります。そのほか、ヤクルト石川選手は中8日、広島の九里選手は、13日以来の中14日での先発登板となります。九里選手は一軍登録は抹消されることはありませんでしたが、この間の登板はありませんでした。調整期間として出直しを図ったということでしょうか。中日の阿知羅選手は今季初登板初先発となります。

 

パ・リーグでは22日(月)に試合のあったソフトバンクオリックスは中6日で一週間前の先発投手である東浜選手とアルバース選手が登板します。そして、今季初先発となるのがロッテ種市選手と西武十亀選手です。種市選手は今季はここまでリリーフでの登板で好結果を残していますので、先発でも期待されます。日本ハムの上沢選手は中8日での先発登板、楽天の近藤選手は14日以来の中13日での先発となります。2年目の近藤選手は前回登板では6回途中5失点で試合を作れずに降板しています。今回は好結果を残すことが出来るでしょうか。ちなみに勝てばプロ初勝利となります。