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高木京介選手1307日ぶりの勝利 ~2019年5月2日~

こんにちは。

 セ・リーグでは今年のゴールデンウィークは最大12連戦が予定されています。5月2日まででこの半分にあたる6連戦が終了しました。

ここまで特に悪天候による中止もなく予定通り試合は消化しています。この先も天気は良さそうです。選手はちょっと疲れも出てきたところと思いますが、頑張ってもらいたいです。

 それでは第6節の前半(4月31日ー5月2日)を振り返っていきたいと思います。

 

目次

 

 

セ・リーグ

巨人 vs 中日 

3回戦 巨1-3中(東京ドーム)
4回戦 巨5-1中(東京ドーム)
5回戦 巨9-3中(東京ドーム)

 

巨人2勝、中日1勝となりました。中日は初戦を取っただけにその後の連敗は痛いところです。巨人は4回戦、5回戦は打線が機能しました。

 

中日は打線の打率は高いものの得点能力に直結していないところと、やや先発投手陣が薄いところがネックになっているものと思います。先発投手では、大野雄大選手、柳選手が中心になって回っていくものと思いますが、その他の先発投手はやや心配が残ります。笠原選手がいつ戻ってくるのかも気になるところです。

 

巨人はクック選手が登録抹消となっている中、どの選手が抑えを担うか注目されるところです。ここまで1点差、2点差で8回、9回を迎える状況になっていません。実際に誰が抑えを務めるのか興味深いところです。また、心配されるリリーフ陣では高木京介選手が好投しました1037日ぶりの勝利です。そして、いまだにプロ生活で無敗の投手ですが、この勝ち運を持っている選手が機能し始めると、リリーフ陣の心配も薄らぐかもしれません。今後の活躍に注目です。

 

 巨人の打撃陣は坂本選手が好調をキープしていることが大きいですが、その他の選手はそれ程調子が良いわけではありません。それでも起用した選手が勝負所で数字以上の仕事をしている印象です。また、今年は吉川選手、山本選手など若手選手が躍動しています。個人的には昨シーズン、打撃でも成長を見せた重信選手にも期待したいところです。

 

この3連戦の先発投手は以下の通りです。
巨人:高橋-菅野-ヤングマン
中日:大野-山井-ロメロ

  

DeNA vs ヤクルト 

4回戦 D8-9ヤ(横浜)
5回戦 D5-1ヤ(横浜)
6回戦 D2-0ヤ(横浜)

 

DeNAが10連敗後、連勝しました。DeNAが2勝、ヤクルトが1勝となりました。

 

DeNAは初戦の4回戦こそ投手陣が崩れましたが、5回戦、6回戦では先発投手が好投し、相手打線をしっかりと抑えての連勝を飾りました。投手陣では今シーズンは開幕以降、今永選手がエースの働きをしています。ここまで3勝ながらも防御率0.98とほとんど打たれていない状況です。この先どこまで好調が続くのか楽しみです。毎年ルーキーが活躍するDeNAですが、大貫選手が2勝目を挙げました。上茶谷選手が勝利をあげることなく登録抹消となってしまいましたが、次に一軍に上がってくるまで大貫選手に頑張ってもらいましょう。

 

DeNAでは連敗中、打線のブレーキとなっていた宮崎選手に当たりが出始めたのも良い兆しと言えそうです。5回戦、6回戦と安打が出ています。少しずつ本来の打撃を取り戻してきているといえるでしょうか。また、石川選手が戻ってきて2番に入って活躍が続いています。大和選手と石川選手でチャンスメイクをするパターンを期待したいところです。

 

ヤクルトは初戦こそは打撃陣が爆発しましたが、5回戦、6回戦は当たりがとまってしまいました。スアレス選手も好投していただけに残念な結果となってしまいました。特に気になるのが5回戦で途中退場したバレンティン選手です。4回戦でもホームランを含む3安打を放っていただけに離脱が痛すぎます。結局、登録抹消となることが報道されています。いつ復帰になるのか分かりません。6回戦では4番雄平選手、5番に村上選手が上がりました。村上選手もクリーンアップでどこまで活躍できるか、特に注目したいと思います。

 

この3試合の先発投手です。
DeNA:進藤-大貫-今永
ヤクルト:原-高橋-スアレス

 

阪神 vs 広島 


4回戦 阪8-3広(甲子園)
5回戦 阪6-2広(甲子園)
6回戦 阪0-4広(甲子園)

 

 阪神2勝、広島1勝となりました。広島も借金を完済と思いきや、4連敗してしまいました。6回戦を勝ち、なんとか連敗を止め借金3となりました。

 

阪神はこの3連戦では先発投手陣が試合を作りました。実績のある秋山選手、岩田選手とこれから飛躍が期待される才木選手と西選手、青柳選手、岩貞選手と日本人選手で選手が揃ってきた印象もあります。開幕当初、あてにしていたメッセンジャー選手、ガルシア選手が離脱しましたが、そこをチャンスに若い選手や復活を期す選手が頑張っています。リリーフ陣ではジョンソン選手が開幕以来13試合無失点継続中です。どこまで伸ばすか注目です。チームも5割近くまで戻ってきましたので今後が期待できます。

 

広島は大瀬良選手の活躍で連敗をストップしました。大瀬良選手ここまで防御率1.64の活躍です。この試合勝利こそ大瀬良選手につきませんでしたが、苦しい状況でチームを助ける頼りになるピッチングでした。大瀬良選手、床田選手、そして5回戦では四球が多く敗戦投手となりましたが、野村選手を中心に先発投手が試合を作っていくことが大切です。

 

打線については、バティスタ選手が調子を上げていますので、ここまでのやや迫力不足感解消を期待したいです。田中広輔選手が攻守に調子を落としています。何か歯車が狂っているのかもしれません。8番など下位打線に下がっていますが、何とか辛抱して調子を戻してほしいところです。やはり田中選手、菊池選手、鈴木選手が揃ってこその広島のように思えます。 

 
この3試合の先発ローテーションです。
阪神:秋山-才木-岩田
広島:アドゥワ-野村-大瀬良

 

 

セ・リーグ 順位表 

1位 巨人    18勝10敗     ゲーム差
2位 ヤクルト  16勝13敗1分     2.5
3位 阪神    14勝15敗1分   2
4位 中日    13勝15敗     0.5
5位 広島    13勝16敗     0.5
6位 DeNA     12勝17敗     1

 ※第6節前半 5月2日まで

 

第6節後半 予想先発

 

各チームの予想先発は以下の通り。

巨人:メルセデス-今村-山口
ヤクルト:小川-高梨-寺原
阪神:西-岩貞-青柳
中日:又吉-柳-阿知羅
広島:床田-ジョンソン-中村祐
DeNA:阪口-井納-京山

寺原選手(ヤクルト)、中村祐選手(広島)はファームから登録されることを予想します。