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センバツ 準決勝

こんにちは。

センバツ大会は、1日の休養日をはさみ4月2日(月)に準決勝が行われました。


ここまで各校、継投を多く駆使して勝ち上がってきていますが、泣いても笑っても最大であと2試合のところまできました。疲労も蓄積されているところと思いますが、最後まで何とか頑張ってもらいたいです。

それでは大会10日目になる2日(火)に行われた準決勝2試合を振り返っていきたいと思います。

 

第一試合
 明豊(大分) vs 習志野(千葉)


習志野は1回戦以来の山内投手が先発します。初回に3点を取られますが、その後はしり上がりに良くなり、2回から6回までは0点に抑えます。一方、明豊は若林投手が先発し、こちらも3回に2点は失うものの、7回途中まで投げます。

 

習志野はこの試合も先制されてから追いかける展開になりますが、3回に2点、7回に1点を返し同点に追いつきます。このあたりの慌てることなく、試合を落ち着かせながらも着実に点を返していく試合運びは大したものだと思います。これまでの試合でも先制されたり、リードされてからもじっくりと試合を作っていく強さが光っていました。

 

明豊も持ち前の打線で先頭打者ホームランをはじめ点をとり、リードをするものの、いつしか習志野のペースになっていきました。逆転の習志野が決勝でも落ち着いた試合運びを見せるのか、楽しみです。
(明豊4-6習志野)

 

 

第二試合
 東邦(愛知) vs 明石商(兵庫)

 

東邦の石川投手、明石商の中森投手と両チーム、エース同士の投げ合いとなりました。両チームなかなかヒットも出ずチャンスらしいチャンスもそれ程作れないまま終盤に入りますが、7回に東邦がスリーランホームランで先制します。7回にきて一気に3点入ったのはとても大きかったです。

 

その後すぐに明石商もツーランホームランで1点差まで追い上げるものの最終的には東邦石川投手の力投もあり、反撃もそこまでとなってしまいます。

 

明石商の中森投手はこの試合も完投し、8回を123球で投げ切ります。ヒットも4本しか打たれず、良いペースで投げていますので負担もそれ程ではないのかもしませんが、この大会ここまで約500球近くを投げました。最後のイニングも140キロを超えるストレートを投げ込んでいました。さすがに疲労もあると思いますので、ゆっくりと体を休めてもらいたいですね。本当に頑張って投げ抜いたと思います。

平成最初の優勝校である東邦が平成最後の優勝校になって締めくくるのか、注目されています。やはり決勝も石川投手でしょうか。最後の1試合、怪我無く投げ切ってもらいたいですね。
(東邦4-2明石商)


決勝戦は・・・
3月23日に始まったセンバツ大会もあと決勝を残すのみとなりました。基本は先制しながら石川投手の力投でゲームを優位に進めていく東邦。一方、リードを許してもそこから失点を防ぎ、着実に追いかける逆転の習志野。

 

東邦が先制し、一気に突き放すのか、それとも先制されながらも追いかけて習志野のペースを作るのか、はたまた習志野が先制のするのか。どんなゲーム展開になるのか非常に楽しみですね。