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権藤博氏、立浪和義氏が野球殿堂入り

こんにちは。1月15日に2019年の野球殿堂入りが発表されました。

今年は権藤博氏、立浪和義氏、脇村春夫氏が殿堂入りとなりました。

野球殿堂は日本の野球の発展に大きな貢献した方々の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設されたもので、表彰は「競技者表彰」と「特別表彰」に分かれており、「競技者表彰」には「プレーヤー表彰」と「エキスパート表彰」の二つがあります。

立浪氏は「競技者表彰(プレーヤー表彰)」、権藤氏は「競技者表彰(エキスパート表彰)」、脇村氏は「特別表彰」となります。

個人的な意見ですが、これまで長きにわたり野球界に貢献されてきた権藤博氏が殿堂入りされたことはとても嬉しく感じました。

権藤氏は最近では2017年のWBC日本代表コーチを務めていました。また、2012年中日ドラゴンズの高木守道監督時代のコーチとしてのユニフォーム姿を記憶されている方も多いものと思います。それ以前では1998年から2000年まで横浜ベイスターズの監督として指揮され、1998年には「マシンガン打線」と「大魔神佐々木投手」を擁してリーグ優勝、日本一に輝きました。

権藤氏の現役は、1961年のルーキーシーズンに投球回数429.1回、35勝、防御率1.70という現在では考えられない成績でタイトルを総なめにしました。毎日のようにマウンドに立つことから「権藤、権藤、雨、権藤」というフレーズが出来たことは多くの人が耳にしたものと思います。そのような伝説的な投手であったにもかかわらず殿堂入りされていなかったというのは少し驚きでもあります。(プレーヤーとして表彰される場合は、相当の通算実績が求められるのでしょう)

現在は野球評論家として活躍されていますが、日本経済新聞の紙面にて2週間に1度のペースで「悠々球論」というコラムも掲載されています。御年80歳でいらっしゃいますが、まだまだ多くの野球ファンを楽しませていただきたいです。

野球殿堂入りおめでとうございます。