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オープン戦 阪神 西勇輝選手 順調です

こんにちは。

 

3月10日(日)は昼間にはオープン戦が、夜には侍ジャパンシリーズが行われました。

土曜日は天気が良くどこの球場でもオープン戦が予定通り行われましたが、一転日曜日は天候が西の方が崩れてしまい、オープン戦の半分にあたる3試合(3球場)では中止となってしまいました。レギュラーシーズンになるとなかなか開催のない地域の場合、楽しみにしていたファンも多いと思いますし、首都圏や関西圏などの日常的にプロ野球が開催されている地域とは少し違いもあるでしょう。その点ではオープン戦といえ中止になってしまったのは残念です。

 

以前、野村克也氏の著書で読んだ覚えがありますが(はっきりとではなくすみません)、ジャイアンツのV9をけん引したONこと長嶋茂雄氏や王貞治氏はオープン戦でも自分たちを見に来てくれているファンのためにオープン戦から試合に出ていたといいいます。やっぱりそれだけ地方球場のファンはプロ野球が来るのを楽しみにしているんだな、と感じた覚えがあります。

 

 

さて、昨日(10日)開催された試合は


ロッテ vs 中日 (ZOZOマリン)
オリックス vs 日本ハム (京セラドーム大阪)
阪神 vs 読売 (甲子園)

上記の3試合でした。

 

倉敷の楽天vs西武、下関のDeNAvs広島、タマスタ筑後のソフトバンクvsヤクルトは中止になってしまいました。下関ではベイスターズ球団創設70周年を記念したイベントの一つとして1950年大洋ホエールズの復刻ユニフォームでの試合を予定していただけに残念ですね。今年は一連のイベントが開催されるものと思いますが、この代わりをどこかでやることが出来るのでしょうか。少し気になります。

 

ベイスターズの創立70周年記念のホームページはこちらです。

www.baystars.co.jp

 

それでは、いつも通り(?)オープン戦の試合の中から1試合を振り返りたいと思います。

今日は甲子園で行われた 阪神 vs 読売 にしたいと思います。

 

阪神の投手陣ですが、

先発 西 3回 1安打 0失点
   馬場 4回 3安打 2失点
   石崎 1回 1安打 0失点
   尾仲 1回 2安打 1失点

 

先発の西勇輝選手ですが、オリックスからのFA移籍ですのでローテーション投手としての活躍が期待されます。調整もここまで順調のようで、この試合も危なげなく3回を抑えています。球は低めにコントロールされていました。3ボールになったのも1回だけで四球は0の内容です。このままあと2度の登板で本番を迎える形になるでしょうか。

 

二番手の馬場選手ですが、ドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーの昨シーズンは一軍2試合の登板にとどまりましたが、二軍では12回の登板で6勝3敗でした。今年は球団からの期待も大きくかかっているものと思います。この試合では、4回から登板し5回に三連打と内野ゴロの間に2点を失いますが、6回、7回はしっかりと抑えています。4イニングを投げるというのも期待の表れだと思います。安打を打たれたのは5回だけで、他の回は四球がいくつかありましたが、内容自体は悪くないと思います。今シーズンは一軍での登板機会が増えそうですし、頑張ってもらいたいです。

 

三番手の石崎選手は昨年途中に右肘の手術行っていますので、今年は復活を期すシーズンとなります。もともと一軍での実績もありますので、状態がもどれば十分にやってくる選手だと思います。この試合では8回の1イニングでしたが、この日がオープン戦初登板ですのでこれからだと思います。この先、調子を上げていきシーズンに入れば非常に大切な戦力になると期待します。

 

四番手は尾仲選手ですが、一軍定着が期待される3年目の投手です。変化球をゲレーロ選手に本塁打を打たれてしまいました。その後は1安打を打たれるも崩れることなく1回を投げています。内容自体は特段悪いものではなかったので、またチャンスがもらえると良いですね。

 

ジャイアンツの攻撃陣も主力を試合半ばで交代させながら多くの選手にチャンスを与えるように見受けられます。キャンプから始まりかなり疲れがたまる時期なので無理をさせない、ということもあるのかもしれません。

 

一方、読売の投手陣ですが、
先発 今村 5回 3安打 0失点
   宮國 2回 0安打 0失点
   中川 1回 0安打 0失点
   桜井 1回 2安打 1失点

 

先発の今村信貴選手は、今年こそ一本立ちが期待される選手ですね。菅野選手に続く先発としてメルセデス選手など外国人選手の名前が上がりますが、やはり田口選手や今村選手が2番手、3番手として信頼できる先発であってほしいのが球団の希望でしょう。この試合では無失点に抑えていますが、少し気になるのは四球を3つ出しているところです。福留選手には投げづらいのか2つも出しています。四球で崩れるようなことがなければいいのですが、というちょっとした懸念はありますが、このままローテーションに入ってもらいたいですね。

 

二番手の宮國選手、三番手の中川選手はどちらの投手も被安打、与四球なしのほぼ完ぺきの内容でした。宮國選手も中川選手はほとんどがストライク先行で危なげなく投げ切っています。中継ぎや抑えに課題があるジャイアンツですので、このような内容であれば非常に助かるのではないでしょうか。

 

そして、四番手の桜井選手ですが、オープン戦ですでに4試合目となっています。この試合こそ失点を喫してしまいましたが、ここまではほぼ完ぺきに抑えていますので今年の飛躍が期待されます。ドラフト1位で入団し今シーズンが4年目になります。抑えで活躍してくれるとチームの救世主となりそうです。このまま好調を維持してもらいたいです。

 

少し打線については両チームとも元気はありませんでしたが、どちらも投手陣が頑張っていることの裏返しでしょうか。ジャイアンツと比較するとタイガースの方が若手の野手が多く出場しています。もう一つ何とかアピールをしてもらいたいところです。

 

あと2週間もしないうちにプロ野球は開幕を迎えます。怪我無く調整をし、無事に開幕を迎えてもらいたいです。

 

それと、プロ野球開幕より一足早く、今週の15日金曜日にはセンバツ高校野球の組み合わせが1決まる予定です。先日、甲子園練習の日程が発表されましたが、いよいよセンバツの甲子園大会も近づいてきます。楽しみになりますね。