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2019年 プロ野球 第3節(後半)(パ・リーグ)

こんにちは。

 

昨日はセ・リーグの第3節後半を振り返りました。パ・リーグセ・リーグより少し上位と下位の差がつき始めている感じですが、それでも5.5ゲーム差です。オリックス、ロッテにも頑張ってもらいたいです。


それでは、今日はプロ野球の第3節の後半(4月12日ー4月14日)についてパ・リーグの戦いを振り返っていきたいと思います。


パ・リーグ
日本ハム vs ロッテ (札幌ドーム)
第1戦 日4-1ロ
第2戦 日3-0ロ
第3戦 日3-1ロ

 

日本ハムが調子の上がらないロッテから3連勝し貯金を1としました。

 

ロッテは開幕直後は好調だった打線が大きく落ち込んでいます。第3節は5試合で8点となかなか点が取れていません。好調だった加藤翔平選手、中村奨吾選手、レアード選手にあたりが出なくなってしまいました。鈴木大地選手の打撃は好調ですが、打線というよりは孤立してしまっている感じでつながりが出ていません。逆に投手陣は落ち着いてきて、失点が少なくなっています。今一つ投打のかみ合わせが良くない感じですね。もう少し我慢が必要でしょうか。

 

日本ハムは上沢選手、バーベイト選手、有原選手が試合を作り、勝利に導いています。ロドリゲス選手、上原選手も含めて安定した先発陣がいますので、今後も有利に進めていくのではないかと思います。近藤選手、中田選手、王選手が好調になるとかなり迫力があるのではないかと思いますが、打線は本調子までもう一つといった感じもあります。ここまでのホームラン数は6本と12球団で最少ですが、それでも投手力によって良い戦いができています。

 

オープナーとして加藤選手を先発起用している日本ハムですが、戦略上オープナーを続けていくのかということも興味深いです。また、金子選手は中継ぎで投げる機会が多くなっています。このまま中継ぎとして起用されるのか、先発に戻るのかも気になるところです。

 この3試合の先発投手は以下のとおりです。
日本ハム:上沢-バーベイト-有原
ロッテ:二木-ボルシンガー-石川


楽天 vs ソフトバンク (楽天生命パーク)
第1戦 楽4-2ソ
第2戦 楽0-1ソ
第3戦 楽1-6ソ

 

首位攻防戦となったこのカード、ソフトバンクが2勝1敗とし首位を守りました。

 

ソフトバンクはエース千賀選手で初戦をおとしてもその後、しっかりと連勝して勝ち越すあたりはさすがです。第1戦は接戦を落としてしまいましたが、第2戦は完ぺきに抑えて延長の末1-0で勝利する強さを見せています。第3戦は高橋礼選手が圧巻のピッチングで3勝目を挙げています。

 

ソフトバンクは、先発投手陣も良いですが、甲斐野選手、モイネロ選手、森選手などリリーフ陣の安定感が抜群です。特に新人の甲斐野選手はここまで7試合に投げて1勝6ホールドで無失点と文句のつけようのない結果を残しています。これからの活躍も大いに期待できそうですし、少し気が早いですが新人王候補と言って良いでしょう。

 

ソフトバンクの打撃陣は柳田選手が離脱し、得点力はどうしても落ちてしまっていますが、投手陣の頑張りもあり首位をキープしています。

 

楽天もリリーフ陣が頑張っているのが好結果の大きな要因になっていると思います。ハーマン選手、宋選手、高梨選手、松井選手と競っている試合で良い仕事をしています。打線もこの3試合、ソフトバンク投手陣からは打てませんでしたが、それでも好調の選手が多くいます。次の西武戦は、1週間前に連勝していますので打線の活躍に期待です。

 

この3試合の先発ローテーションです。
楽天:安樂-美馬-近藤
ソフトバンク:千賀-ミランダ-高橋礼

 

 

西武 vs オリックス (メットライフ
第1戦 西1-0オ
第2戦 西3-10オ
第3戦 西11-3オ

打ったり、打たなかったりのオリックス打線ですが、このカード1勝2敗で負け越してしまいました。オリックス吉田正尚選手にやっとあたりが出始めました。ロメロ選手やメネセス選手にあたりが出ていませんが、福田選手、吉田選手、杉本選手で何とかしたいところですね。

 

西武も打てる時と沈黙してしまうときの差が大きいです。秋山選手の調子が依然として上がってこないことも影響しているのか、昨年ほどの爆発力には感じません。ホームラン数もここまで12本と決して多くはありません。今年は投手陣の頑張りも重要になりそうです。

 

そのような状況下で多和田選手がオリックスとの第1戦で2安打完封勝利を挙げました。過去2回の登板ではあまりピリッとした投球ではありませんでしたが、やっと本領発揮ときました。この先に期待です。武隈選手が登録抹消となり、高木勇人選手が一軍登録になっています。高木選手やニール選手、今井選手に頑張ってもらいましょう。


この3試合の先発ローテーションです。
西武:多和田-今井-高橋光
オリックス:山岡-東明-松葉

 


パ・リーグ 第2節 4月14日(日)まで
1位 ソフトバンク 9勝4敗2分  ゲーム差
2位 楽天     8勝5敗1分   1
3位 日本ハム   7勝6敗2分   1
4位 西武       7勝7敗     0.5
5位 オリックス  4勝7敗3分   1.5
6位 ロッテ    4勝10敗    1.5

16日(火)からソフトバンクはロッテとZOZOマリンで3連戦です。調子が上がらないロッテですが、ここはズルズルとはいかないように頑張ってもらいたいところです。楽天は西武と2連戦となります。楽天はちょうど1週前に辛島選手、福井選手で連勝しています。西武はやり返し、浮上のきっかけにすることが出来るか注目です。日本ハムオリックスと3連戦です。ホームラン数が少ない2球団の試合です。オリックスは2試合目か3試合目は山本選手の登板でしょう。初戦のアルバース選手で先に勝ち星を取っておきたいところですね。日本ハムは上原選手、ロドリゲス選手の後に誰が投げるかも注目です。