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2019年 プロ野球 4月23日 寸評

こんにちは。

 

プロ野球は第5節に入りました。今週はゴールデンウィーク前の変則日程となり、全チームが金曜日に移動日(休養日)となります。パ・リーグはそこまで長い連戦とはなりませんが、セ・リーグの4チーム(広島、ヤクルト、中日、阪神)は4月27日から12連戦が予定されており、序盤のヤマ場とも言えそうです。

 

このあたりから先発投手のローテーションなどにも色々と先を見据えた起用がありそうで楽しみです。

 

それでは4月23日(火)に行われた5試合と4月22日(月)に行われた1試合について簡単に感想を書いていきたいと思います。


パ・リーグ
ロッテ9-9西武 (ZOZOマリン


大接戦となりました。どちらもリードするも追いつかれるという展開で全くセーフティリードになりませんてした。結局は5時間21分の戦いの末、引き分けとなりました。両チーム本当にお疲れ様でした。

 

西武では秋山選手がなかなか不調から脱することができませんが、山川選手はこの日ホームラン1本を含むマルチ安打となりました。西武は秋山選手待ちの状態でしょうか。

 

ロッテでは開幕直後からの不調で登録を抹消していた井上選手が帰ってきました。すぐにタイムリーヒットを放つ活躍を見せてくれました。ここまで4番を打っている角中選手も決して状態が良いわけではありませんので井上選手の4番復帰が待たれます。

 

ロッテはここまで無失点で中継ぎとして活躍していた唐川選手が誤算でした。4失点で1アウトを取るのがやっとということになろうとは・・・。次の機会には復調が望まれます。

 

日本ハム1-4楽天 (札幌ドーム)


日本ハムはパーフェクトピッチングの杉浦選手を降板させた後に失点を喫してしまい、結果的に継投失敗となりました。今季初先発だった杉浦選手は当初より5回までと決まっていたのでしょうか。パーフェクトだっただけに難しい継投となってしまった感もあります。

 

楽天は5安打と決して打線が好調な訳ではありませんでしたが効果的にホームランが出て逆転勝利となりました。先発の辛島選手はじめリリーフ陣も危なげない投球で最少失点に抑えての快勝です。今年の楽天は一味違います。

 

日本ハムは打線が活発化するまでもう少し我慢の時かもしれません。

 

 

ソフトバンク3-1オリックス (東京ドーム)

※変則日程4月22日開催

ソフトバンクが松田選手のタイムリー、内川選手のホームランで快勝しました。先発の東浜選手の後を受けた泉選手、甲斐野選手が好投し森選手に繋げました。昨秋のドラフト指名2選手がいずれも活躍し勝利に繋げるあたりにソフトバンクの凄さを感じます。勿論、全ての選手が活躍できる訳ではありませんが、必要なところに選手を獲得してくるスカウトの上手さを感じます。

 

対するオリックスは今ひとつ波に乗れない戦いが続いています。この日先発のアルバース選手の好投は今後のプラス材料にはなりそうですが、投打が噛み合っていない感じですね。

 

セ・リーグ
広島3-2中日 (マツダスタジアム


広島は主砲鈴木選手がスタメンを外れました。理由は明らかにされていませので詳細は分かりませんが、次戦以降に出場が可能か心配です。

 

この試合、雨が降るなかで行われましたが先発のアドゥワ選手、大野雄大選手が好投し、どちらもしっかりと試合を作りました。どちらが勝ち投手なってもおかしくない出来でした。アドゥワ選手も先発としてのチャンスがまたありそうですし、大野選手も笠原選手、柳選手とならんで中日の軸として期待ができそうです。

 

試合は継投が上手くいった広島に対し、中日は継投で失点をし、試合を落としました。R.マルティネス選手のコントロールがやや利かなくなり、自滅に近い感じになりました。広島は接戦をものにして5連勝となりました。この日の様などちらに転んでもおかしくない試合が取れると大きいです。ここからの浮上が期待できそうです。


ヤクルト0-9巨人 (神宮)

 

巨人が快勝して首位をキープしました。終わってみると大差がついていますが、序盤の2点差や3点差のなか先発山口選手が危なげない、付け入る隙のない投球でしっかりとゲームの流れを握りました。

 

豪華な打撃陣や起用に応えた選手たちがクローズアップされがちですが、投手陣が頑張っていることが大きいと思います。菅野選手、山口選手、メルセデス選手、ヤングマン選手らの先発陣が好結果を出しています。クック選手が肘の違和感で登録抹消となりましたのでリリーフ陣に不安は残りますが、この日の様な戦い方だとリリーフ陣も楽になります。

 

接戦でリリーフ陣が踏ん張れるかが、今後の課題となりそうです。

 

ヤクルトはこの日はいいところなしでしたので、次戦に向けて切り替えるしかありません。接戦で負けるよりはダメージは少ないかもしれません。

 

DeNA3-8阪神 (横浜)

 

ルーキー上茶谷選手の登板でしたが、この日は序盤から打たれ、失点を重ねてしまいました。1回目と2回目の登板時に勝ち星がスルリと逃げてしまいましたが、勝ち運から見放されているのでしょうか。ちょっと残念な投球になってしまいました。

 

この日は先発に戻った福留選手がしっかりと結果を残しました。さすがです。5回には2死から効果的なスリーランホームランで試合の流れを一気に持ってきます。ここを無失点で切り抜けたらDeNAにとっても逆転の可能性がある試合だったのではないかと思います。

 

阪神にとっては福留選手や梅野選手、近本選手などの活躍で打線の勢いがついた試合と言えそうです。

 

DeNAはこの試合で6連敗となってしまいました。打線の元気が無いのが気になります。ずっと登板の無い山崎選手を調整登板させなくてはならない状況というのが残念です。