2019年 プロ野球 第２節（後半）（パ・リーグ）

こんにちは。

早速ですが、今日はプロ野球の第２節の後半（４月５日ー４月７日）についてパ・リーグの戦いを振り返っていきたいと思います。

パ・リーグ
日本ハム　vs　西武　（東京ドーム）
第１戦　日５－２西
第２戦　日３－１６西
第３戦　日２－４西

日本ハム主催の東京ドームのカードでした。第１戦は両チームとも開幕投手同士の対戦になりました。第２戦は日本ハムがオープナーとして加藤選手を起用し、その期待に応えるものの２番手の金子選手の調子が良くなく、大量失点のゲームとなりました。第３戦は投手戦を最後の最後でうっちゃった西武の勝利となりました。

打撃が好調な西武打線という印象が強いですが、第１戦、第３戦は日本ハムの投手（上沢選手、有原選手）の好投でしっかりと西武打線を抑えこんでいました。惜しかったのは第３戦の９回にハンコック選手が捕らえられて逆転されてしまったことです。

また、第２戦のオープナーは結果的に失敗となってしまいましたが、先発した加藤選手自体は役割を果たしていましたので、またチャレンジしてもらい、野球にまだまだ色々な可能性があることを示してもらいたいです。

一方、西武投手陣では、第１戦の多和田選手ですが開幕投手を務めたという程の出来でもなかったと思います。試合を壊すことはなかったものの有利に運ぶところまではいきませんでした。次回以降に期待ですね。第２戦の今井選手は大量点に守られたところはありましたが、７回３失点で今季初勝利となりました。５回にホームランを含む４本の安打を集められてしまったところは今後の修正点でしょうか。第３戦の高橋投手も十分にピッチングでした。８回２失点で耐えたことが最後の逆転に繋がり、こちらも今季初勝利となりました。西武投手陣は不安もあるものの、何とかやってくれそうですね。

打撃陣では、日本ハムでは大田選手にあたりが出てほしいところですね。王選手は安打が続いてきましたので、期待が高まりますね。西武では秋山選手、山川選手が本調子になってくるのが待たれます。しかし、この間森選手が絶好調ですので、それはそれでバランスが取れているのかもしれません。個人的には中村剛也選手のホームランが見たいところですね。

この３連戦の先発投手は、以下の通りです。オープナーとして先発した加藤選手の後を継いだ金子選手も（　）で記載しておきました。
日本ハム：上沢-加藤（金子）-有原
西武：多和田-今井-高橋

オリックス　vs　楽天　（京セラドーム大阪）
第１戦　オ２－０楽
第２戦　オ３－１楽
第３戦　オ５－５楽

ここまで勝ち星を挙げることが出来なかったオリックスでしたが、このカードで２勝１分と少し盛り返してきました。特に３戦とも先発投手陣が頑張った試合でしたので、この辺りは今後に繋がる試合になったと思います。できれば・・・３連勝と行きたかったところだと思います。抑えの増井投手が今シーズン既に２回失敗していますが、いずれも９回に２点、３点と失点し、結果引き分けになっています。今年の増井投手は、調子が悪いのか・・・気になるところです。

一方、楽天はここまで調子が良かったところでしたので、２敗１分は不本意な成績だったと思いますが、岸選手が離脱したあとを埋めた安樂選手も負けてしまったものの好投でしたし、美馬選手も悪い投球ではありませんでした。藤平選手が３回持たずで降板してしまったのは残念でしたが、リリーフ陣も頑張っていますので投手陣にはある程度めどを立てることができた３連戦だったと思います。

楽天打撃陣ではウィラー選手が少し落ち着いた感じになりましたが、島内選手は依然好調ですし、田中選手、茂木選手、浅村選手にもそれなりにあたりは出ていますので、ある程度の得点は期待できそうです。また、ルーキーの辰巳選手が７日の試合で３安打猛打賞を記録しました。オコエ選手や橋本選手との争いもありますが、辰巳選手にも注目ですね。

オリックス打撃陣は吉田選手の快音が待たれるばかりです。新外国人選手のメネセス選手やルーキーの頓宮選手のあたりもちょっと止まってきている感もあります。クリーンアップに元気がないとなかなかチームも乗っていけないと思いますので、はやく調子を上げてもらいたいですね。

この３試合の先発ローテーションです。
オリックス：山岡-東明-榊原
楽天：安樂-美馬-藤平

ソフトバンク　vs　ロッテ　（ヤフオクドーム）
第１戦　ソ３－７ロ
第２戦　ソ３－７ロ
第３戦　ソ１１－１ロ

好調ソフトバンクでしたが、このカード１勝２敗と負け越してしまいました。千賀投手は９回３失点の好投でしたので、この試合に勝てなかったのは残念だったでしょう。一方で高橋選手は７回１失点の好投で今季２勝目を挙げました。今年はかなりの活躍が期待できそうですね。

ソフトバンク打線はどこからでもホームランが出る強力打線です。このカード第３戦では、７本のホームランを記録しましたが、７人の選手が１本ずつ打っていることもある意味凄いですね。ホームランではロッテ打線も好調で、レアード選手以外でも中村奨吾選手や加藤翔平選手が量産しています。こちらも今年は一味違う打線になりそうです。

投手陣ではロッテは二木選手が好投しました。ボルシンガー選手が二軍に落ちていますので、二木選手には先発ローテーションとしての活躍も期待されそうです。

この３試合の先発ローテーションです。
ソフトバンク：千賀-ミランダ-高橋
ロッテ：岩下-二木-有吉

パ・リーグ　第２節　４月７日（日）まで
１位　ソフトバンク　６勝２敗１分　　ゲーム差
２位　楽天　　　　　５勝３敗１分　　　１
３位　西武　　 　　   ５勝４敗　　　　　０．５
４位　日本ハム　　　３勝５敗１分　　　１．５
５位　オリックス　　２勝４敗３分　　　０
６位　ロッテ　　　　３勝６敗　　　　　０．５

好調ソフトバンクですが、柳田選手が肉離れのため一軍登録を抹消されています。ここまで打率.355、ホームラン４本、打点１４と大活躍だっただけにその穴は大きいですが、早期の回復、復帰を祈ります。

第２節の後半は、調子の出ていなかったロッテとオリックスが勝ち越したカードとなりましたので、少しさも詰まった感じもあります。次のカードではそのロッテとオリックスの試合となります。勝ち越した勢いに乗っていけるのはどちらなのか注目しています。