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センバツ 3日目

こんにちは。

 

センバツ高校野球は大会三日目を終わりました。 

特に天候が崩れることなく、順調に試合が行われています。ここまで1回戦9試合が行われましたが、すでに延長戦が3試合と接戦も多くなっています。また、ここまでの結果ではあまり地域の偏りなく、比較的均等に近い形で各地方から勝ち上がっているように思えます。

 

25日(月)は、三日目三試合が行われました。
接戦あり、記録的大差ありとなった試合ですが、簡単に振り返ってみたいと思います。

 

第一試合 
 津田学園(三重) vs 龍谷大平安(京都)

この日の第一試合は、秋の近畿大会優勝の龍谷大平安東海大会準優勝の津田学園の好カードでした。どちらもゆずらずに延長に入りますが、龍谷大平安の野沢投手も津田学園の前投手も本当に良く投げていました。負けた津田学園の前投手ですが、9回で打たれた安打は2本、10回と11回に1本ずつ安打を打たれただけです。11回で被安打4は立派です。野沢投手と比べ少し四死球が多く、球数も多くなってしまったのが勝敗を分けたところかもしれません。野沢投手は低めにボールが集めたナイスピッチングだったと思います。いずれにしても、両校とても良い試合を見せてくれました。
津田学園0-2龍谷大平安

 

第二試合
 盛岡大付(岩手) vs 石岡一(茨城)

石岡一は、この大会の21世紀枠による選出校の初登場となりました。対する盛岡大付は阿部投手がしっかりと抑えて東北大会を勝ち上がったチームです。この試合も第一試合と同様に延長11回の大接戦となりました。試合は石岡一が2点をリードして迎えた9回裏に盛岡大付が二死二三塁からライトへのタイムリーヒットで同点にします。本当にギリギリのところで良く追いついたと思います(カウントも1-2と追いこまれていました)。その後、11回裏ピッチャーゴロ処理後の悪送球によって試合終了となりますが、石岡一も本当によく戦ったと思います。あと一歩で勝利がすり抜けていった感じで何とも無情です。5安打で勝利した盛岡大付の執念も立派です。
盛岡大付3-2石岡一)

 

第三試合
 山梨学院(山梨) vs 札幌第一(北海道)

この試合は山形学院と神宮大会枠で出場の札幌第一でしたが、初回に山梨学院が10点の大量得点をあげ、試合を決定づけました。その後も攻め続け24安打で24得点を挙げる大勝となりました。対する札幌第一も大量点を取られたものの11安打で5点を返していますので、最後まで試合を捨てずに頑張ったと思います。山梨学院は4投手投げましたが、エース格の相沢投手、佐藤投手がそれぞれ4回を投げています。相沢投手は6安打を打たれ失点が2ですので、2回戦以降に向けて少し不安が残る内容だったかもしれません。この試合は山梨学院の打線による記録的な試合になってしまいました。
(山梨学院24-5札幌第一

 

大会四日目は筑陽学園(福岡)、広陵(広島)、八戸学院光星(青森)、東邦(愛知)という神宮大会出場の4校(=秋の地方大会優勝校)が出場します。どんな戦いをするのか、とても楽しみです。

 

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