オープン戦 中日ドラゴンズ 元気を出して
こんにちは。
連日、オープン戦が行われています。
今週はあまり天気が良くない日が続いています。オープン戦の多くはこの季節でも雨や気温にかかわらず開催が出来るドーム球場での開催が多く予定されているためそれほど大きな影響とはなっていません。
キャンプを行っていた沖縄や宮崎と比べるとまだまだ気温が上がり切っていないため、
(この行を消して、ここに「私の歯みがき」について書いてください)
屋外で野球をやるには寒いのではないかと思います。怪我には十分に気を付けて行ってもらいたいです。
さて、昨日(7日)開催された試合は
中日 vs DeNA (ナゴヤ球場)
オリックス vs ヤクルト (京セラドーム大阪)
上記の2試合でした。
鎌スタで予定されていた日本ハムvsロッテは雨天のため中止となってしまいました。鎌ヶ谷では6日、7日の連戦を予定していましが、最後の1日は中止となり、開催を楽しみにしていたファンにはちょっと残念だったと思います。
この日、オープン戦が開催されたナゴヤ球場は普段は練習施設および二軍のメイン球場として使われています。ウエスタンリーグの試合は日常的に開催されていますが、一軍の試合が行われたのは23年ぶりとのことです。
ナゴヤ球場は1996年まで中日ドラゴンズの本拠地球場として使用されていましたが、1997年以降ナゴヤドームに本拠地を移してからは一軍の試合は行われていなかったのですね。
子どもの頃、東海道新幹線で名古屋付近まで来ると「まだか、まだか」と球場が車窓から見えるのを楽しみにしていた思い出があります。また、球場自体にも数回観戦に行ったことがありますが、バックスクリーンの裏手に大きな野球ボールの塔(オブジェ?モニュメント?)があり、ややバックスリーンがライト寄りにあるのも特徴的でした。
主に二軍の施設として改修されて外野のスタンドなどもなくなり、当時の面影もなくなりましたが、思い出深いナゴヤ球場での開催もたまにはいいものですね。(さすがに一軍の試合はできませんが)
それでは、オープン戦の中から
中日 vs DeNA を選んで(主に投手を)見ていきたいと思います。
DeNAの投手陣ですが、
先発 上茶谷 4回 0失点
大貫 4回 0失点
中後 1回 0失点
3投手が投げ、完封リレーとなっています。
先発はドラフト1位ルーキーの上茶谷選手(東洋大)です。対するドラゴンズ打線は外国人選手の出場も含めほぼベストオーダーに近い形ものでしたが、内容は圧巻の4回パーフェクトでした。これで対外試合3試合を投げてすべて無失点と開幕一軍かつローテーション入りに向けて大きくステップアップしている印象です。昨シーズンの新人王である東選手が怪我で開幕には難いようですので、今永選手や濱口選手、石田選手と並ぶローテーションの一角としての期待が高まりそうです。
2番手の大貫選手(新日鐵住金鹿島)もドラフト3位のルーキーです。5回から8回までの4イニングを投げ無失点でした。5回と7回は三者凡退。6回は連打を浴びましたが、しっかりと後続を打ち取っています。四球も0でした。ボールが先行するケースも何度かありましたが、落ち着ていカウントを取れているところが良いと思います。上茶谷選手同様、大貫選手も開幕一軍のチャンスが大いにありそうです。次回の登板がとても楽しみになってきます。
そして、3番手の中後投手ですが、中継ぎの左腕としての活躍が期待されます。右打者3人、左打者2人に投げて、右打者は1安打1死球1凡打、左打者2凡打に抑えています。左投手として相手の左打者と対戦する機会も多そうに思えますが、代打を出され右打者と対戦するケースも予想されます。結局は左右どちらも抑えられないと、いけないんでしょうね。抑えの山﨑選手に繋ぐ大事なところを担えるか、今後の登板が気になるところです。
今日はベイスターズ投手陣の活躍が光る一方、ドラゴンズ打撃陣の元気のなさが気になるところでした。ほぼベストメンバーに近いオーダーでしたが4安打で長打なしは寂しいですね。
中日の投手陣ですが、
先発 大野 5回 2失点
佐藤 2回 3失点
祖父江 1回 0失点
ロドリゲス 1回 0失点
4選手が登板しました。
先発は復活が期待される大野雄大選手です。昨シーズンまさかの0勝に終わりました。この選手が復活しエース級の働きをしてくれないとドラゴンズの上位浮上は難しいのではないかと思います。今日は2失点しましたが、宮崎選手にソロ本塁打とタイムリーヒットを打たれての2失点でした。四死球は0で奪三振が6でした。特に三振はすべて空振りで奪ったもので、大野選手本来の投げっぷりの良さが戻ってきています。次回の登板も楽しみです。
一方、2番手の佐藤選手、6回は四球から始まり、連打で失点という悪い流れで始まり、その後内野ゴロの間にもう1点失点を喫しています。7回も連打の後、四球でランナーをためた後に犠牲フライで失点しました。結局2回5安打2四球3失点という結果になってしまいました。昨年の好成績に続き、今年も中継ぎ、抑えでの活躍が期待されますので、次回は本来のピッチングを披露してもらいたいです。田島選手や鈴木博選手との競争もあります。
3番手の祖父江選手、4番手のロドリゲス選手はいずれも無失点でした。祖父江選手は三者凡退に打ち取りましたが、ロドリゲス選手は連続四球を含む安定感のない投球でした。併殺打に打ち取り、事なきを得ましたが、印象としてはあまりよくないものだったと思います。どちらの選手も中継ぎの選手として期待が大きいですし、同点や僅差のケースでの出場が予想されます。投球内容一つでその後の勝負の行方を左右する可能性もありますので、チームに勢いをつけられる投球ができるか、大切になってくると思います。
ベイスターズの打者の方では大和選手、宮崎選手、嶺井選手がマルチ安打を記録しています。全体でも9安打5得点とチャンスを効率良くものにした形です。ジャイアンツを自由契約になった中井選手も3番でスタメン出場していました。4打数1安打でしたが、タイムリーツーベースを放っています。オープン戦ではここまで.077ですが、一本出ましたのでこれから開幕までアピールできるか、注目していきたいと思います。
オープン戦の勝敗はそれほど重要ではありませんしまだまだ始まったばかりですが、ドラゴンズの打撃陣の元気のなさが気になる一戦でした。ここまで6試合で二桁安打は0、本塁打は3本といった状況です。あと2週間ほどで開幕となりますので、そこまでには元気になってもらいたいところです。