2019年 プロ野球 第4節(後半)(パ・リーグ)
こんにちは。
昨日はセ・リーグの第4節後半を振り返りました。パ・リーグもシーズン開始直後は好調だったソフトバンクが故障者が続出し、なかなか勝ち続けることができなくなってきました。
そして去年のパ・リーグ覇者である西武も今年は自慢の打線がそこまでは火を吹かない状況です。オリックス、ロッテと並んで借金の返済が進んでいません。
それでは、今日はプロ野球の第4節の後半(4月19日ー4月21日)についてパ・リーグの戦いを振り返っていきたいと思います。
※ちなみに第4節は4月22日(月)まで入りますが、下記は21日(日)までとします。
パ・リーグ
ロッテ vs 日本ハム (ZOZOマリン)
4回戦 ロ3-1日
5回戦 ロ1-2日
ボルシンガー選手、石川選手を先発に立てたロッテに対し、上沢選手、有原選手を先発に立てた日本ハムとの対戦になりました。どちらもチームのエース級になりますので負けられない試合でした。がっぷり四つの戦いで1勝1敗。どちらのチームも先発投手がしっかりと試合を作ったことは今後に向けても良い材料です。
欲を言えば、日本ハムでは中田選手、近藤選手にもう少し当たりが出て欲しいところですし、ロッテも角中選手やバルガス選手にもっと期待したいところです。
ロッテは練習中の怪我をした中村奨吾選手が21日の試合に代打で出場しましたが、今後出場出来るのか気になるところです。
この2試合の先発投手は以下のとおりです。
ロッテ:ボルシンガー-石川
日本ハム:上沢-有原
西武 vs ソフトバンク (メットライフ)
4回戦 西0-2ソ
5回戦 西6-4ソ
6回戦 西5-16ソ
満身創痍のソフトバンクですが、2勝1敗で勝ち越しました。この状況でも勝ち越すのがソフトバンクの底力です。
ソフトバンクはエース千賀選手で初戦をとりました。8回まで千賀選手を引っ張り、直接森選手に繋ぐ継投で逃げ切りました。厳しいチーム状況でも勝てる試合は絶対に取りに行く姿勢が見えました。ちなみに同じ日にDeNAは今永選手を引っ張らずに7回で継投し試合を落としました。対照的に見えた両チームでした。
また、高橋礼選手もこれまでで一番調子は良くなかったかもしれませんが、それでも打線の援護と噛み合い4勝目をあげました。このあたりもソフトバンクの強さを物語っています。
西武は現在、絶対的なエースといえる存在がいない状況です。打線が援護しないと厳しい状況になっていますので、3番秋山選手、4番山川選手の調子がなかなか上がってこないのが気になるところです。
この3試合の先発ローテーションです。
西武:多和田-今井-高橋光
ソフトバンク:千賀-スアレス-高橋礼
楽天 vs オリックス (楽天生命パーク)
4回戦 楽4-5オ
5回戦 楽5-3オ
6回戦 楽7-3オ
絶対的なエースを二枚も欠いている楽天ですが、この3連戦も勝ち越しに成功しました。得点は取られるもののリリーフ陣が持ちこたえているところが大きいです。抑えの松井選手も今年は信頼できるピッチングを披露しています。
安樂選手も先発として点は取られるものの試合も作れていますので、今後の活躍も期待できますね。釜田投手も17年以来の勝ち星を挙げることが出来ました。復活の勝ち星を挙げることが出来ました。本当に良かったですね。今後の活躍を期待します。岸選手も近く登板する予定の報道も出ています。チームの状態も良い中でさらなる好材料になりそうです。
オリックスは東明選手が試合を作ることができず、松葉選手は危険球退場によって予定外の降板となるなど誤算が続きました。打撃陣もそこまでの爆発力は発揮できていませんので、投打が上手くかみ合わないとなかなか勝ち星を挙げることが出来ません。投打でもう一押しの何かが欲しいところです。
この3試合の先発ローテーションです。
楽天:安樂-美馬-釜田
オリックス:山岡-東明-松葉
パ・リーグ 第4節 4月21日(日)まで
1位 楽天 12勝6敗1分 ゲーム差
2位 ソフトバンク 11勝8敗2分 1.5
3位 日本ハム 9勝9敗2分 1.5
4位 西武 8勝11敗 1.5
4位 ロッテ 8勝11敗 0
6位 オリックス 7勝10敗3分 0
この先のゴールデンウィークにかかる連戦が気になるところですが、パ・リーグは比較的ゆとりのある日程となっています。4月26日(金)、30日(火)にパ・リーグは全チーム移動日となっていますので、そこまでの連戦にはなりません。まだ4.5ゲーム差に全チームが入っていますので、混戦が深まるのか、差が広がるのか、1週間後にどうなっているのか・・・。楽しみです。