野球に感謝

選手へのリスペクトや競技への想いをのせて発信します

2019年 プロ野球 4月16日 寸評

こんにちは。

プロ野球は第4節に入りました。ここから対戦カードも2巡目に入ります。

 

開幕から好調を維持している選手、そろそろ眠りから目を覚ましてほしい選手、ちょっと調子落ちが心配な選手などそれぞれですが、ここから一度対戦した内容も踏まえた厳しい勝負に入っていきます。

 

4月16日に行われた6試合について簡単に感想を書いていきたいと思います。


パ・リーグ
ロッテ6-0 ソフトバンク (ZOZOマリン


涌井選手が完封勝利で今季初勝利をあげ、15年連続での勝利を飾りました。チーム状況が芳しくないなかで完ぺきな仕事をしてくれました。レアード選手も少し調子が落ちてきたかな、と思っていましたが8号となる満塁ホームランを放ちました。

ソフトバンクは柳田選手が離脱して少し打線の迫力が落ちた感があります。一軍登録された長谷川選手やあまり調子が上がらないデスパイネ選手、内川選手の活躍が期待されます。



オリックス9-0日本ハム (京セラドーム大阪)


吉田正尚選手が戻ってきました。先制のツーランホームランを含む4打数4安打3打点の活躍です。やはり吉田選手が打てば周囲にも良い影響が出ます。ロメロ選手、メネセス選手もそれぞれ2安打しました。そして、アルバース選手が今季初勝利です。ここから白星量産といきますでしょうか。

日本ハムは打線が深刻です。ヒットが出ても単発でなかなかつながりが出ません。この日のような試合は仕方ないと割り切って、投手陣が試合を作った接戦を何とかものにしていきたいところでしょう。

楽天5-4 西武 (楽天生命パーク)


取ったら取られる接戦となりました。3回、5回、6回と表の攻撃で西武が得点をあげれば、その裏にすぐ楽天が取り返すというなかなか面白い展開となりました。

ここまであまりあたりがでていなかった楽天浅村選手にも詰まりながらもタイムリーが出ていましたので、そろそろエンジンがかかってくるのではと楽しみにしています。

この試合は楽天のリリーフ陣が粘り切ったのに対して、西武リリーフ陣が粘り切れませんでした。10回裏、楽天の攻撃はヒット1本のあと四球、死球で満塁となり、ウィラー選手の犠牲フライで試合が決まりました。まともに打たれていないのに試合が決まってしまう、少しもったいない試合になってしまいました。

セ・リーグ
巨人8-2広島 (鹿児島)


地方球場に強い山口投手が鹿児島でも好投し、今季3勝目を挙げました。吉川尚輝選手の登録抹消により、坂本選手が1番、丸選手が2番となる新打順でしたが、クリーンアップも機能し快勝しました。この日登録された山本選手も2安打と好走塁で勝利に貢献しました。起用してすぐ、結果が出るとさらに使いやすくなりますね。山本選手にとっても大きなチャンスです。

広島はジョンソン選手の不調が気になります。来日から4年間、毎年高い勝率を誇っていた左腕です。なかなか負けない選手というイメージが強いですが、今期はすでに2敗となってしまいました。内容も良くありません。

やはり長いシーズンを通して考えると大瀬良選手、ジョンソン選手、野村選手などが柱として計算できないと厳しくなってしまいます。場合によっては一度二軍での調整もあるかもしれないと思うような内容でしたので心配です。


ヤクルト7-1阪神 (松山)


ヤクルトは原樹理選手が2勝目を挙げました。セ・リーグのなかでヤクルトと阪神だけは第4節は6連戦です。他のチームより不利な面がありますが、原選手がこの試合完投したことでリリーフ陣の消耗なども最小限にできたのではないでしょうか。

ヤクルトは打線が活発です。日本ハムから移籍した太田賢吾選手も1番サードで大いに活躍しています。クリーンアップにもあたりが出ていますし、7番に入っている村上選手は打率こそ2割そこそこですが、ホームランはすでに4本。この日も貴重なスリーランを初回に放っています。一発の魅力がある若い選手がこの打順にいるのも相手チームにとっては嫌ですね。

阪神は中日から移籍したガルシア選手が3試合連続での序盤でのノックアウトとなってしまいました。去年はナゴヤドームでの相性が良かったガルシア選手ですが、今年は東京ドーム、甲子園、松山で結果が出ていません。阪神は4月27日から29日がナゴヤドームでの対中日3連戦となります。ここでガルシア選手を起用するのでしょうか。起用方法がちょっと気になります。

 

中日7-1DeNA (ナゴヤドーム


ここまで勝利投手の権利を持ちながらも、リリーフ陣が打たれてしまい勝利を挙げられなかったルーキー上茶谷選手が3度目の正直で中日に挑みましたが、この日は4回5失点で降板し、敗戦投手となってしまいました。

対する中日の大野投手が2年ぶりの勝利を挙げました。大量点にも守られ、7回途中までを1失点に抑えました。相変わらず三振と四球が多く、球数も多かったですが、大野投手が戻ってきたのは中日にとってはとても大きいと思います。本来、エースとして活躍してほしい選手のはずです。

中日はセカンドで起用した阿部選手が3安打の活躍、久しぶりにスタメンに戻ってきた平田選手も先制ホームランと起用された選手が期待に応えています。再度貯金も作りましたので、これからが楽しみです。

 

メジャーリーグ

海の向こうでは、カブスダルビッシュ選手が今季初勝利を挙げました。四球三振が多く、球数も多い投球結果でしたが、無事初勝利を挙げられ良かったです。菊池選手も今季5度目の先発となりましたが、初勝利となりませんでした。試合は作っているもののなかなか勝ち星に繋がりませんが、好調マリナーズですので今後に期待です。