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DeNA宮崎選手復活か ~2019年5月1日~

こんにちは。

 

雨が降っていた球場もありましたが、令和初日に全6試合が行われました。せっかくの休日ですので天気も良かったら、と思ってしまいますが仕方ありませんね。セ・リーグはデーゲームでしたので「令和最初の○○」というプレーも多く出ました。当分、何かにつけて「令和」が語られそうです。

 

それでは5月1日(水)に行われた6試合について簡単に感想を書いていきたいと思います。

 

目次

 

パ・リーグ

ソフトバンク0-9楽天 (ヤフオクドーム)


楽天が連敗を止めました。ソフトバンク先発の武田選手が頭部死球で退場になった影響が大きいことは間違いないところですが、楽天の辛島選手の安定した投球も大きいです。辛島選手、今年は順調なスタートを切りました。この試合は楽天打線が下位まで繋がりました。

 

西武2-7日本ハム (メットライフ)

 

日本ハム打線が奮起しました。王選手が登録抹消となりましたが、近藤選手、田中選手の活躍もありました。大田選手が出塁してチャンスメイクし、クリーンアップに回せているところが良いです。

 

西武は髙橋選手、佐野選手が失点してしまいましたが、四球が得点に結びつく良くないパターンでした。秋山選手、山川選手にホームランも出ましたが空砲に終わりました。

  

オリックス0-4ロッテ (京セラドーム大阪)

 

ロッテ涌井選手は毎回の様にランナーを出しましたがオリックスの拙攻もあり、無失点で切り抜けました。オリックスは盗塁死なども重なりチグハグな攻撃になってしまいました。

 

一方、ロッテは上位からの攻撃でそつなくチャンスを生かして得点していました。オリックスの榊原選手も良いピッチングでしたが、捕逸などの失点も響いてしまいました。榊原選手は先発の役割は果たしていると言える内容ですので今後も期待できそうです。

 

セ・リーグ

DeNA5-1ヤクルト (横浜)


DeNA大貫選手とヤクルト高橋選手の投げ合いとなりました。大貫選手は7回途中まで投げて1失点と好投しました。四球5つという内容でしたが、ランナーが出てから抑えきったことで無用な失点にはつながりませんでした。ヤクルト高橋選手は3回と6回に安打が集中したことで失点をしてしまったことが悔やまれます。

 

DeNAでは宮崎選手にやっと当たりが出たことが今後の光明とも言えるかもしれません。また、石川選手も起用に応えています。DeNAが本来の戦いに戻ってくるとセ・リーグも面白くなりそうです。

 


阪神6-2広島 (甲子園)

 

 広島野村選手がリードを守り切れずに逆転を許してしまいました。四球から崩れてしまい、ちょっと残念な内容です。阪神は才木選手が5回で7安打を打たれながらも失点を2に抑えて勝ち投手となりました。

 

広島は11安打で2点と残塁が10と多く、序盤で才木選手を攻略できなかったことが尾を引いてしまいました。阪神は4安打で6点と四球を得点につなげた印象です。マルテ選手にも初ホームランが出て、チームの雰囲気も良くなってくるのではないでしょうか。

 

巨人5-1中日 (東京ドーム)

 

菅野選手がエースの活躍を見せる一方で、山井選手が初回、2回に失点を重ねてしまい、試合の流れが序盤で決まりました。菅野選手が投げる試合で序盤で大きなリードをとれると巨人にとっては大船に乗ったような感じでないでしょうか。完封こそ逃しましたが、危なげなく勝利をものにしました。

 

また、この試合では巨人が4盗塁を決めています。あまり走る印象の少ない巨人ですが、山本選手や増田選手、重信選手など積極的に走る姿もこれまでとは少し違った感じがします。攻撃に様々なオプションがあると相手にとっても嫌なチームになってきますね。今年の巨人は昨年までとは変わってきていますね。 

 

 

5月2日(木)の試合について

セ・リーグの先発投手は、ロメロ選手(中日)、大瀬良選手(広島)、岩田選手(阪神)、スアレス選手(ヤクルト)、今永選手(DeNA)の5チームは先週4月25日と同じです。巨人はヤングマン選手が4月20日以来の登板となります。クック選手が登録抹消となっていますので、ヤングマン選手、メルセデス選手両選手が登録される見通しです。

 

パ・リーグも多くのチームでは1週間前と同じ先発投手となっています。古川選手(楽天)、山本選手(オリックス)、金子選手(日本ハム)、大竹選手(ソフトバンク)が中6日となります。ロッテの岩下選手は中7日での登板、西武は榎田選手が今シーズン初登板となります。昨シーズン、活躍した榎田選手が一軍登録で西武投手陣を助けられるか、注目です。

 

ロッテ3連勝! 唐川選手、松永選手が活躍 ~2019年4月30日~

こんにちは。

パ・リーグも第5節が終わりました。パ・リーグは移動日を挟んで5月1日から第6節が始まります。

それでは、今日はプロ野球の第5節の後半(4月27日ー4月29日)についてパ・リーグの戦いを振り返っていきたいと思います。

 

目次

 

 

パ・リーグ

楽天 vs ロッテ (楽天生命パーク)

4回戦 楽5-6ロ
5回戦 楽8-10ロ
6回戦 楽2-4ロ

 

ロッテが3連勝しました。楽天はこの3連敗とあわせて5連敗となってしまいました。

 

ロッテは井上選手が戻ってきたから打線全体が落ち着いたように見えます。少し調子を落としていた中村選手にも当たりが出てきました。レアード選手も好調を維持、後はバルガス選手の調子が上がってくるのを待つばかりでしょうか。

 

またリリーフ陣の唐川選手や松永選手の活躍も大きいです。最近はどこのチームも中継ぎ投手の負担が大きく、ここを務める選手の活躍度合いがチーム成績にも影響しています。

 

楽天は先発投手がゲームを作ることができていないところが敗因と言えると思います。もともと則本選手と岸選手が離脱するなかでよく頑張っていましたが、ちょっとひと息といったところでしょうか。


この3試合の先発投手は以下のとおりです。
楽天:美馬-安樂-近藤
ロッテ:ボルシンガー-石川-種市

 

日本ハム vs ソフトバンク (札幌ドーム)

4回戦 日1-5ソ
5回戦 日4-0ソ
6回戦 日6-9ソ

ソフトバンクの2勝、日本ハムの1勝でした。

 

日本ハムは投手がキッチリと抑えないとなかなか勝てない感じです。5回戦の有原選手はほぼ完璧な投球で勝利を収めましたが、ある程度もつれる展開になると打線が打ち勝つ展開にはならず劣勢になってしまいます。レアード選手を放出し、王選手を獲得しましたが中田選手以外に長打を打てる選手が必要に思えます。とは言えこの状態でも5割キープはよく戦っていますし、ここ数年毎年上位に来るチームという巧さも感じます。

 

ソフトバンクはやはり投手陣がしっかりとしていますので打線の調子で大きく成績を落とすことがないという印象です。先発投手も千賀選手や武田選手をはじめ整っている印象もありますし、リリーフ陣も強力です。モイネロ選手や泉選手、甲斐野選手が森選手に繋いで試合をものにしています。サファテ選手の復帰が遅れていますが、守護神森選手も順調です。ソフトバンクは順調に良い戦いを続けて行きそうな感じがします。


この3試合の先発ローテーションです。
日本ハム:上原-有原-上沢
ソフトバンク:千賀-ミランダ-東浜

オリックス vs 西武 (京セラドーム大阪)

4回戦 オ7-11西
5回戦 オ2-4西
6回戦 オ5-3西

西武が2勝、オリックスが1勝でした。

 

西武はオリックスとの3連戦の前のロッテ戦でも2勝しチーム状態、特に打線が良くなってきました。4番の山川選手に大きい当たりだけでなくヒットも出でいます。秋山選手も本調子ではないもののある程度ヒットが出始めました。あとは外崎選手や中村選手の下位打線とうまく繋がれば得点能力は大きく高まりそうです。

 

投手陣はなかなか絶対的な選手がいませんので打線とのバランスの中で上手く試合をものにしてくことが出来ると浮上しそうです。

 

オリックスはメネセス選手の調子が上がるのを待つばかりです。ルーキー中川選手の活躍も今後楽しみになりそうです。投手陣は山岡選手、山本選手、アルバース選手に加えK-鈴木選手も好投し、先発投手は揃い始めています。あとは中継ぎ投手の状態がチーム成績に反映しそうです。

この3試合の先発ローテーションです。
オリックス:山岡-K-鈴木-アルバース
西武:多和田-今井-十亀

 

 

パ・リーグ 順位


1位 ソフトバンク 15勝10敗2分  ゲーム差
2位 楽天     13勝11敗1分  1.5
3位 西武     12勝12敗1分  1
3位 日本ハム      12勝12敗2分  0
5位 ロッテ    11勝13敗1分  1
6位 オリックス  9勝14敗3分   1.5

※第4節 4月29日(月)まで

ここまで故障者に泣くソフトバンクですが、それでも首位をキープ。楽天は全体的に少し状態が落ちてきました。日本ハムは打線の状態が上がりませんがそれでも何とか5割ラインをキープ。西武打線は昨年程の爆発力は無くこちらも5割ラインです。ロッテは主砲の復帰もあり少し状態が良くなってきました。オリックスは投打共にピリッとせずなかなか勝てません。全体では5ゲーム差に少し開きました。

 

とは言え、まだまだ混沌としているパ・リーグです。

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ヤクルトリリーフ陣活躍で2位キープ ~2019年4月29日~

こんにちは。

ゴールデンウィークに入り、プロ野球も第5節が終わりました。少し各チームに明暗が分かれてきています。

 

全体では大きな連敗なく、層の厚さで有利に進める巨人、開幕ダッシュに失敗するも徐々に去年までの強さを取り戻し始めた広島、大型連敗に苦しむDeNAといった印象が強かった一週間でした。

 

それでは第5節の後半(4月27日ー4月29日)を振り返っていきたいと思います。

 

目次

 

 

セ・リーグ


中日 vs 阪神 


第4戦 中5-4阪(ナゴヤドーム)
第5戦 中2-4阪(ナゴヤドーム)
第6戦 中0-2阪(ナゴヤドーム)

 

阪神の2勝、中日の1勝となりました。ここまであまり調子の出なかった阪神でしたが、全ての試合で先取点を取ったことも勝ち越しに繋がったのではないかと思います。第5戦、第6戦では大きな点差では無いなか投手陣が頑張り試合をものにしました。

 

打線は長打力のある外国人選手がいるわけでもなく、どうしても迫力不足は否めませんが、近本選手が先頭打者として粘りのある打席を増やしていますし、大山選手も少しずつ良くなってきた様に見えます。糸井選手、梅野選手は調子を維持していますので投打が上手くかみ合えばまだまだ勝ち星をあげていけそうです。阪神はリリーフ陣の頑張りにも注目ですね。

 

中日は接戦でもう一つ打てていません。やはり先制点を取って有利に進められるかどうかは大きいですね。投手陣は大きく崩れていませんので、打線の頑張りに期待ですね。

 

この3連戦の先発投手は以下の通りです。
中日:佐藤-柳-阿知羅
阪神:西-岩貞-青柳

 

 

巨人 vs DeNA 


第4戦 巨5-4D(東京ドーム)
第5戦 巨7-2D(東京ドーム)
第6戦 巨3-5D(東京ドーム)

 

巨人の2勝、DeNAの1勝となりました。DeNAは連敗を10まで伸ばしてしまうこととなりました。第6戦も一時リードされていましたが、よく逆転したと言えるでしょう。

 

いずれのチームも先制点を取ったチームの方が勝利しています。巨人は層の厚さが結果にも現れています。常に調子の良い選手も悪い選手もいますが、起用した選手が結果を出しています。打線についてはクリーンアップだけでなく、どこかかしら点が取れるという状況でしょうか。

 

一方で巨人のリリーフ陣は少し不安が残ります。第6戦の様にリードした展開で先発投手が早めに降板した際に最後までどう繋いでいくのか注目していましたが、宮國選手が打たれて逆転されてしまいました。やはり、この辺りが今年もポイントになりそうです。

 

DeNAは何とか連敗脱出でしたが、リードを保てず一時は逆転されていました。上茶谷選手も好投はしましたが、もう一歩のところで捕まってしまいました。キャンプからずっと第一線で投げていますので、少し疲れも出ているところでしょうか。初勝利まで頑張って欲しいです。今年は強力打線が今ひとつですので打順の組み替えや起用によって探っていくのも一つでしょうか。


この3試合の先発投手です。
巨人:メルセデス-今村-山口
DeNA:井納-京山-上茶谷

 

 

ヤクルト vs 広島 


第4戦 ヤ0-2広(神宮)
第5戦 ヤ4-2広(神宮)
第6戦 ヤ7-4広(神宮)

 

 ヤクルトの2勝、広島の1勝となりました。 第4戦の勝利で広島は最大8つあった借金が完済しましたが、その後の連敗で借金2へ戻っています。

 

広島は大きく負け越した中で鈴木選手の離脱もあり、ピンチに見えましたがそこから連勝で這い上がってきました。少しずつ昨年までの強さを感じさせる試合も増えてきました。打線では鈴木選手以外に相手に脅威を与える選手がいませんので、バティスタ選手や松山選手の調子が上がってくるかがポイントだと思います。あとはジョンソン選手はじめ先発投手が揃っていくのかですね。

 

ヤクルトはリリーフ陣が頑張って上位をキープしています。特別に失点が無いわけではありませんが、それぞれが大事な役割を果たしながら後に投手につなげている印象です。ハフ選手はこの3連戦で3連投となりました。短いイニング、少ない投球数ですが毎日のように投げる投手がチームを支えているように思えます。年間通して上手に負担を分け合いながら、休みを取りながら頑張ってもらいたいです。

 

打線についてもヤクルトは誰かが絶好調というわけではありませんが、上手に役割を果たしながら勝利につなげている印象です。青木選手や山田選手、雄平選手、バレンティン選手など実績のある選手が屋台骨を支えているのは大きいですが、その屋根の下(傘の下)で村上選手や太田選手が実績を積んでいると考えると、今後やシーズン後半にも上手く繋がっていきそうです。

 
この3試合の先発ローテーションです。
ヤクルト:小川-高梨-石川
広島:床田-ジョンソン-九里

 

 

セ・リーグ 順位表

1位 巨人    16勝9敗     ゲーム差
2位 ヤクルト  15勝11敗1分     1.5
3位 中日    12勝13敗     2.5
4位 広島    12勝14敗     0.5
5位 阪神    12勝14敗1分   0
6位 DeNA     10勝16敗     2

※ 第5節 4月29日(月)まで

 

巨人とヤクルトで貯金を独占している状況です。特に野手の層が厚い巨人、打線とリリーフ陣の状態が良いヤクルトといった感じです。中日、広島、阪神は12勝で並んでいますので、この中からどこが上位を追いかけるのかもまだ分かりません。DeNAの強力打線による巻き返しにも期待です。セ・リーグはまだどこかが抜け出すまでには至らないのではと思っています。

 

そして、セ・リーグは4月30日(火)も試合が予定されており、連戦となります。しかしながら、天候は下り坂ですべての試合が行われるかわからない状況です。

30日(火)は甲子園で阪神と広島、横浜でDeNAとヤクルトが予定されていますが、これらの屋外球場の試合が行われるのか、この連戦の行方にも影響があるかもしれません。