野球に感謝

選手へのリスペクトや競技への想いをのせて発信します

2019年 プロ野球 第2節(前半)(パ・リーグ)

こんにちは。

 

昨日はプロ野球の第2節の前半(4月2日ー4月4日)をセ・リーグにしぼって振り返りました。今日はパ・リーグついて振り返っていきたいと思います。

 

パ・リーグ
楽天 vs 日本ハム (楽天生命パーク)

第1戦 楽3-1日
第2戦 楽3-2日
第3戦 楽11-2日

 

開幕カードで2勝1敗だった楽天がこのカード3連勝でトータル5連勝です。日本ハムは開幕カードは2勝1分でしたが、ここで3連敗し借金1となってしまいました。

楽天はとにかく先発投手が崩れることなく試合を作ったことが大きかったと思います。辛島投手、福井投手、弓削投手が絶好調というわけではなかったと思いますが、それなりに抑えてリリーフ陣に託していました。抑えの松井投手は今年は良いスタートを切ったみたいですね。

打線ではウィラー選手が爆発しています。田中選手、茂木選手、浅村選手も着実に塁に出ています。好調な打撃陣と投手陣がかみ合っている印象です。

日本ハムは少し打線がおとなしくなってしまっている感じですね。近藤選手、横尾選手が好調ですが、中田選手、王選手、大田選手にあたりが出てくるともう少し得点が上がりそうです。王選手がいつ軌道に乗ってくるかも楽しみです。

ローテションの4枚目から6枚目までは、以下の通りです。
楽天:辛島-福井-弓削
日本ハム:加藤-ロドリゲス-斎藤


西武 vs ロッテ (メットライフ

第1戦 西7-4ロ
第2戦 西9-3ロ
第3戦 西8-6ロ

 

西武が開幕カードで3連敗を喫してしまいましたが、このカードを3連勝し五分にもどしました。一方、ロッテは開幕カード1勝2敗でしたが、一気に借金4となってしまいました。早目の巻き返しが期待されるところです。

西武打線では中軸で森選手が好調をキープし、多くの打点を挙げています。そのうえ、8番に中村剛也選手が控えていますので、これまた厚みがありますね。

ロッテ打線では加藤選手、中村奨吾選手、レアード選手が好調です。レアード選手はホームランが止まらないですね。どこまで打つのかとても楽しみです。

ロッテはとにかく序盤の失点で不利な試合運びになっています。そこでちょっと気になるのはこの3連戦、ロッテはすべての試合で計5つのエラーを記録しています。このエラーの多くが西武の得点に繋がっています。特に序盤で大量失点の原因となるようなエラーは試合を大きく決定づける可能性もあるため、このあたりは修正が必要となりそうです。

この3試合の先発ローテーションです。
西武:ニール-武隈-本田
ロッテ:涌井-ブランドン-小島

 

オリックス vs ソフトバンク (京セラドーム大阪)
第1戦 オ4-11ソ
第2戦 オ0-0ソ
第3戦 オ0-3ソ


ソフトバンクが負けません。第2戦は両チーム無得点のまま引き分けましたが、この試合もオリックスの山本由伸選手の出来の良さから負けていてもおかしくない試合でしたが、このような試合で負けないところが凄いです。ルーキーの甲斐野投手の活躍も見逃せません。既に大事な勝負所で起用されるようになっています。ベンチの信頼も勝ち取りつつあります。

ソフトバンク打線では柳田選手が期待通りの活躍を示しているほか、今宮選手、グラシアル選手、松田選手も打撃好調です。タレント揃いの打撃陣は、ちょっと相手投手の調子が悪いと容赦なく襲い掛かっています。相手投手にすると非常にやりにくい打線ではないでしょうか。

オリックスはなかなか初日が出ない状況です。山本由伸選手の好投では何とか勝ちたかったところです。4番の吉田選手になかなかあたりが出ていません。メネセス選手、頓宮選手、T-岡田選手と併せて徐々にでも調子が出てくれば、といったところでしょうか。

この3試合の先発ローテーションです。

オリックスアルバース-山本-松葉
ソフトバンク:東浜-大竹-武田

パ・リーグ 第2節 4月4日(木)まで
1位 ソフトバンク 5勝0敗1分  ゲーム差
2位 楽天     5勝1敗     0.5
3位 西武        3勝3敗      2
4位 日本ハム   2勝3敗1分   0.5
5位 ロッテ    1勝5敗     1.5
6位 オリックス  0勝4敗2分    0

上位、中位、下位に分かれた感もありますが、まだまだ序盤ですので、ロッテ、オリックスには早期挽回を期待したいですね。

全体的にはセ・リーグパ・リーグもホームランが多く出ている印象があります。少しそのあたりも調べてみたいと思います。

2019年 プロ野球 第2節(前半)(セ・リーグ)

こんにちは。

センバツ大会が終わり、プロ野球も第2節の前半が終わりました。
スタートダッシュに成功したチーム、やや出遅れてしまったチームと分かれてきている感もありますが、まだまだ僅差ですので各チーム頑張ってもらいです。

それでは第2節の前半(4月2日ー4月4日)を振り返っていきたいと思います。

セ・リーグ
ヤクルト vs DeNA (神宮)

第1戦 ヤ5-2D
第2戦 ヤ5-4D
第3戦 ヤ5-10D


開幕カードで1勝2敗だったヤクルトがこのカードでは2勝1敗で五分に戻しました。一方でDeNAはその逆となり、開幕カードで2勝1敗がこのカードでは1勝2敗でこちらも五分となりました。

ヤクルトは毎試合5点をとっていますが、好調青木選手のほかバレンティン選手や雄平選手にもあたりが出てきたのは今後への好材料と言えそうです。第3戦は敗れはしたものの期待の2年目村上選手にも待望の一発ができました。こちらも今後、起用しやすくなったのではないかと思います。

DeNAもソト選手や宮崎選手にあたりが出てきました。まだ中軸の打率は高くありませんが、これから恐怖の打線になっていきそうです。捕手の伊藤選手も高打率をキープしています。ここまでで一番活躍しているのが代打の佐野選手です。4回代打に立ち、4打数4安打1本塁打8打点の大活躍です。オープン戦から好調でしたが、輪をかけて好調です。

投手陣では、DeNAの上茶谷選手が7回1失点の好投で勝ち投手の権利を持った状態で降板しましたが、残念ながら初勝利にはなりませんでした。今後も十分にやってくれそうですので期待です。

ちなみにローテションの4枚目から6枚目までは、以下の通りです。
ヤクルト:原-高橋-寺原
DeNA:上茶谷-濱口-大貫



巨人 vs 阪神 (東京ドーム)

第1戦 巨9-3阪
第2戦 巨6-3阪
第3戦 巨10-1阪


巨人がカード3連勝を決め、トータル5連勝となりました。阪神は開幕カードはロースコアーの戦いを制し2勝1敗でしたが、ここで3連敗となり、トータル4連敗となりました。

巨人打線が活発になってきました。吉川選手、ゲレーロ選手が好調をキープするなか、丸選手、岡本選手、坂本選手にあたりが出てきました。この3連戦で本塁打8本と破壊力を発揮しています。阪神は得点はしているものの先発投手が大量のリードを奪われた後の得点で「焼け石に水」になってしまっています。

阪神打線では糸井選手は好調をキープしています。中軸では大山選手にまだあたりがでていません。ルーキー近本選手は2番センターで先発出場を継続していますが、なかなかヒットが続かない状態です。また、木浪選手はまだ待望のヒットが出ず14打数0安打で先発から落ちている状況です。

投手陣では巨人は早めのリードに守られて、良い条件下で投げられている感じです。抑えのクック選手が3Sを挙げていますが、ここの信頼感が高まるとさらに戦い方に余裕が出そうです。阪神は先発が崩れてしまっています。メッセンジャー選手、岩貞選手、西選手が安定したピッチングだっただけにローテーションの4番手以降との差が出てしまっているのかもしれません。

この3試合の先発ローテーションです。
巨人:山口-メルセデス-髙橋
阪神:ガルシア-青柳-浜地

 


中日 vs 広島 (ナゴヤドーム

第1戦 中7-4広
第2戦 中2-3広
第3戦 中3-2広


広島は開幕カードとこのカードでいずれも1勝2敗で負け越してしまいます。それほど悪い戦いをしているわけではありませんが、投打のかみ合わせがもう一歩といったところでしょうか。中日は開幕カードの負け越しを取り戻しました。貯金に向けてあと一歩です。

 

中日は大島選手にまだエンジンがかかっていませんが、平田選手やビシエド選手に加え、高橋選手も好調です。昨年から課題となっているホームランの少なさについては改善の傾向は見えていませんが、打線自体は活発です。堂上選手がショート、セカンドで先発出場を果たしています。今後、阿部選手や亀澤選手との競争激化、といったところでしょうか。


広島は菊池選手がやや出遅れていた感がありましたが、このカードである程度戻ってきた印象です。鈴木選手は変わらず、頼りになるバッティングを見せています。野間選手、長野選手にもあたりがでています。気になるのはバティスタ選手と會澤選手でしょうか。もう一歩ですので見守っていきたいです。

 

中日投手陣では、第2戦の吉見選手の好投が光りました。大野選手は復活まではもう少しですね。リリーフでは鈴木選手が抑えを任せられていますが、完ぺきといった感じではありません。今後、リリーフ陣がどこまでやれるかも大きなポイントになりそうです。

広島投手陣は、ジョンソン選手は次回の巻き返しに期待ですね。野村選手の好投は今後も期待です。

この3試合の先発ローテーションです。
中日:大野-吉見-ロメロ
広島:ジョンソン-野村-岡田

 

セ・リーグ 第2節 4月4日(木)まで

1位 巨人   5勝1敗  ゲーム差
2位 ヤクルト 3勝3敗  2
2位 DeNA   3勝3敗  0
2位 中日   3勝3敗  0
5位 広島   2勝4敗  1
5位 阪神   2勝4敗  0

 

巨人だけやや抜けていますが、次のカードはDeNAとの3連戦です。DeNAも打線の状態が上向きですのでどんな戦いになるのか楽しみです。ヤクルトは中日と、広島は阪神との3連戦です。


 

センバツ 決勝

こんにちは。

 

2019年の第91回選抜高校野球大会も終わりました。
球児の皆さん、そして学校関係者や応援した方々にお疲れ様でしたと言いたいです。

 

球児たちが大会に参加するには莫大な費用や時間、労力がかかりますが、大きな問題なく、また天候にも概ね恵まれ予定通りに大会が行われたのは良かったです。

 

大会自体は東邦(愛知)が30年ぶり5回目の優勝を飾りました。決勝まで勝ち上がった習志野(千葉)をはじめ32校がしっかりと戦ってくれたと思います。見ているほうにも楽しい時間を感謝したいと思います。

 

それでは、センバツ最後の1試合となった決勝戦を振り返ります。

 

決勝戦
 東邦(愛知) vs 習志野(千葉)

 

この試合も習志野は山内投手が先発し、飯塚投手が継投する形でした。東邦は、初回に四球のランナーを置いて、石川選手にツーランホームランが出て先制します。その後も2本の長打で1点を追加し、初回3点を先制します。

 

ここまで逆転で勝ち上がってきた習志野にとっては、ある程度は想定範囲だったと思います。この試合も中盤に1点ずつ返していく習志野が見られるのかとおもいましたが、東邦先発の石川投手の出来が良く、3者凡退が続きチャンスらしいチャンスを作れないまま回が進みます。

 

次の得点がどちらに入るが非常に重要になると思われたなか、東邦は5回にランナーを置いてまたもや石川選手がこの日2本目となるツーランホームランを放ちます。ここまでで5点リードした東邦は8回にも1点を追加し、試合を決めます。

 

習志野は石川投手の前に3安打に抑えれ、完敗といった感じになりました。石川投手は2本塁打を含む3安打で得点に大きく貢献するほか、ピッチング、そしてフィールディングでも併殺を2つ取るなど自らピンチの目を摘む活躍を見せました。これまで5試合投げた中で一番安定し、球数も少ないピッチングを決勝戦で披露しました。

 

対する習志野は常に継投の形でここまで粘り強い戦いを見せてきました。決勝戦だけは取られた後に取り返す戦いができずに負けてしまいましたが、リードされても自分たちの戦いができる精神的な強さを感じるチームでした。関東大会ベスト4からの甲子園でしたので余計なプレッシャーなどがなかったことも良い方向に作用したのかもしれませんが、本当に堂々とした戦いでした。
(東邦6-0習志野)

 

これで春のセンバツ大会も終了しましたが、センバツ終了もつかの間、各都道府県では春季大会から各地方大会へと移ります。夏の甲子園目指して既に戦いは始まっているといってもよいでしょう。今後も高校球児たちの戦いに注目していきたいです。