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菊池雄星選手渡米に際して

こんにちは。

今年からシアトルマリナーズの一員となった菊池雄星選手が昨日3日に渡米しました。

これからメジャーリーグ1年目のシーズンに向けて調整を本格的に進めていくのでしょう。昨年は大谷翔平選手の二刀流挑戦もありオープン戦の結果も大きく報道されていましたが、今年もオープン戦から菊池選手の動向に注目ですね。

 

そこで少し菊池選手のメジャーリーグ挑戦についてですが・・・。

2017年オフから西武ライオンズも了承していたようで、今年のオフにはすんなりとポスティングシステムを利用して移籍となり、無事マリナーズとの契約も果たしました。

これまで日本からメジャーリーグに挑戦した選手は沢山いますが、菊池選手同様に高校卒業からプロ野球を経て、メジャーリーグに移籍した選手も多くいます。

ここ最近の代表的な選手で同じような経過をたどった選手は、ダルビッシュ有選手、田中将大選手、前田健太選手、大谷翔平でしょうか。大谷選手は野手と投手の二刀流ですので他の選手とは少し異なるかもしれません。

 

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この菊池選手のメジャーリーグ挑戦で感じたことは
ライオンズはメジャー挑戦にかなり寛大だな
ということです。

ライオンズとしても本音では菊池選手にはもう少しライオンズの柱としてやってもらいたい、と思っているのではないかとも勝手に推測してしまいました。

そこで先ほど挙げた選手について
メジャーリーグ挑戦までの日本プロ野球での実績を確認してみました。

ダルビッシュ有選手 
 実働7年 93勝38敗(6年連続二桁勝利)

田中将大選手 
 実働7年 99勝35敗(5年連続含む6年で二桁勝利)

前田健太選手
 実働8年 97勝67敗(6年連続二桁勝利)

大谷翔平選手
 実働5年 42勝15敗(3年連続二桁勝利)


ちなみに同じライオンズからメジャーに挑戦した選手として、松坂大輔選手も確認してみます。

松坂大輔選手
 実働8年 108勝60敗(7年で二桁勝利)


そして肝心の今回移籍となった菊池選手です。
菊池雄星選手
 実働8年 73勝46敗(3年連続二桁勝利)


大谷選手と菊池選手以外の選手は ”実働年数×10” 以上の勝ち星をあげています。
そのことを考えると大谷選手、菊池選手は早いタイミングでのメジャー挑戦を球団に認めてもらったように思えます。入団時に取り決めを行っていた、という可能性もありそうです。 

実働年数などは他の選手と比較しても特に短くはありません。しかし、エースとして活躍した印象などはこの3年間、という感じでダルビッシュ選手や田中選手と比較すると少し物足りなさをじるところかもしれません。

しかしながら、今年28歳を迎える菊池選手にとっては、一日でも早くメジャーリーグに挑戦したいところでしょう。やはりスポーツ選手は怪我のリスクを常に持っていることも早く挑戦したい大きな理由でしょう。

いずれにしても菊池選手の移籍と大谷選手の移籍によって早期のメジャーリーグ挑戦容認という流れも出来てきそうですね。

菊池選手には日本にいる以上に頑張ってもらいたいですし、何より怪我無く一年間投げ続けて、良いニュースをたくさん届けてほしいです。

また、ライオンズの投手陣では菊池選手の抜けたところに新たなエースとなる選手が出てきてほしいです。