MLB開幕戦 ＆ オープン戦３月２０日

こんにちは。

昨日、３月２０日はMLB開幕戦が東京ドームで行われました。ここ２試合、読売ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズとの試合を行ってきたシアトルマリナーズとオークランドアスレチックスがぶつかりました。

注目のイチロー選手は９番ライトで先発出場しました。第一打席は３回ノーアウト１塁の場面でした。２球目の高目のストレートを打つもセカンドフライでした。第二打席は４回ノーアウト１塁で、９球目を選んで四球でした。この間、ファールを４球打ちました。第一打席、第二打席ともに積極的に打ちにいっている印象でした。少しずつタイミングなどもあってきている印象でしたので、この先の打席が楽しみなところでした。

しかしながら、イチロー選手はこの後の４回の守備についたところ交代となり、各選手とハグをしながらベンチに戻りました。良い当たりのファールも出ていたので、もう少し長くイチロー選手を見たいところでしたので残念でしたが、第２戦での活躍に期待したいと思います。

そして、３月２０日（水）はプロ野球のオープン戦も６試合行われました。

西武　vs　ロッテ　（メットライフ）
ヤクルト　vs　阪神　（神宮）
DeNA　vs　広島　（横浜）
中日　vs　オリックス　（ナゴヤドーム）
読売　vs　日本ハム　（甲府）
ソフトバンク　vs　楽天　（ヤフオクドーム）

今日はこれらの試合の中からメットライフで行われた西武とロッテの試合を見ていきたいと思います。

まずは西武ライオンズの投手ですが

先発　高橋光成　７回　５安打　１失点
　　　マーティン　１回　１安打　０失点
　　　ヒース　1回　０安打　０失点

先発の高橋光成選手ですが、故障絡みでここ数年はあまり活躍できていないところでしたが、今年はオープン戦から調子も良く、とても期待できる状態といえそうです。この試合では初回に加藤翔平選手にホームランを打たれてしまいますが、その後はストレート、カットボール、フォークを効果的に使い抑えています。コントロールが安定し、四球も１個とオープン戦最後の登板をとても良い形で終えることができたのではないでしょうか。

二番手、三番手のマーティン選手とヒース選手ですが、どちらの選手も昨年は中継ぎで安定した活躍をした貴重な存在です。マーティン選手はこの試合、１５０キロ前後のストレートとチェンジアップを効果的に使い２三振を奪い無失点に抑えています。ヒース選手はストレートとスライダーで２三振を奪ってします。マーティン選手とヒース選手が順調に来ているのはとても良い状況と言えそうです。

そして、千葉ロッテマリーンズの投手ですが

先発　ブランドン　４回　５安打　２失点
　　　東妻勇輔　１回　１安打　０失点
　　　高野圭佑　１回　２安打　０失点
　　　西野勇士　１回　１安打　０失点
　　　松永昂大　１回　１安打　１失点

一方、千葉ロッテマリーンズは先発が今年日本球界に復帰したブランドン選手でした。この日は4回を投げ２失点。多少高めにボールが浮くところがありましたが、それでも木村選手に打たれたソロホームランと内野ゴロの間の失点の２失点に抑えました。この試合の後、ブランドン選手のローテション入りについて肯定的な報道と否定的な報道と両方出ています。今回は、決定的な投球ではありませんでしたが、今後チャンスは十分にあるのではないかと思います。

二番手はドラフト２位で入団したルーキー東妻選手です。この試合でオープン戦３試合目でしたが、ここまで無失点を続けています。この試合では無失点に抑えたものの、ややコントロールが乱れていた感がありましたが、１４０キロ台後半のストレートはとても魅力があります。このまま開幕一軍も十分に可能性があるのではないかと思います。

三番手の高野選手は今シーズン勝負をかける４年目の投手です。被安打２で四球は０でしたが、３ボールになるケースがあり、少しコントロールに不安を残す結果となってしまったと思います。四番手の西野選手は復活をかけるベテランですが、この試合は源田選手に安打を打たれるもののその後をしっかりと抑えます。

五番手は松永選手でしたが、こちらは内野ゴロの間に１点を失います。年間５０試合以上登板する選手ですので、現段階ではまだまだ調整中というところでしょうか。

この日の試合では比較的ロースコアーのゲームが多くなってきた感じがします。投手陣が仕上がってきたことや、長いイニングを投げることが多くなってきたことが要因でしょうか。DeNAの筒香選手や広島の長野選手など少し出遅れた選手も出場し始めています。

今日、３月２１日も菊池雄星選手の出場が予想されるマリナーズとアスレチックスの試合のほか、オープン戦６戦が予定されています。イチロー選手と併せて非常に注目です。