2019年 中日ドラゴンズ 攻撃陣
こんにちは。
去年5位に沈み、今年は与田新監督を迎えた中日ドラゴンズ。2012年の2位を最後に6年連続のBクラスが続いています。
先日、投手陣についての記事を書きましたが、復活に必要なのは投手陣の整備であることは間違いないと思っています。
攻撃陣ではドラフト1位の根尾選手の加入が話題になっていますが、昨シーズンのチーム打率はリーグ2位の.265でした。打率だけならリーグ優勝した広島カープの.262を上回っていました。
リーグ首位打者のビシエド選手、キャリアハイの.329をマークした平田選手、.321アルモンテ選手が打線を引っ張りました。
これまで期待されていたもののなかなかレギュラー定着とならなかった高橋選手、福田選手も規定打席に到達しました。
昨シーズンは.274だったものの盗塁21の大島選手や積極的な走塁の2年目京田選手など選手も揃ってきている感があります。
今年はここに内野なら根尾選手や亀澤選手、外野では外国人枠の問題があるもののモヤ選手が加わりレギュラー争いか繰り広げられそうです。
また、捕手も松井選手、大野選手、武山選手らの争いが今年も続きそうです。
気になるのは、打率は良くても打点や本塁打、出塁率が少し見劣るところです。
言い換えると、打率は良くても四球が少なく出塁率があまり上がらなく、本塁打も少ないため得点に繋がっていないと言えるでしょう。
去年の本塁打はビシエド選手の26本がチーム最高。
続いて15本のアルモンテ選手、13本の福田選手という実績でした。
少し迫力不足かも知れません。
四球は平田選手の67がチーム最高。
ビシエド選手が51、大島選手が47となっています。
本塁打数を大きく増やすことは難しいかも知れませが、四球をもう少し選ぶことができれば…。
ランナーを貯めて相手投手にプレッシャーをかける場面を多く作ることが出来ると、もともと打率の高い打線ですので点につながり易くなるかも知れません。
結論としては、四球が本塁打を呼ぶのか、本塁打が四球を呼ぶのか、どちらが先かはわかりませんが、総合的に相手にプレッシャーをかけて得点を高めることができるかが、今年のポイントだと思います。
当面、キャンプの話題は怪我の関係で二軍スタートとなった根尾選手ですが、一軍への合流の可能性も報道されています。一軍に上がれば京田選手とのポジション争いもありますし、これから本格的にそのプレーに注目が集まりそうです。
プロの世界で一年目からどれくらいやれるのか分かりませんが、期待に応えてチームを大きく変えるような選手になると面白くなりそうです。